
ダナン近郊にあるバンヤンツリー・ランコー滞在の2日目。日帰りでホイアンに観光に行ってきました。
宿泊しているバンヤンツリーが、ホイアンとフエへの無料のシャトルを出していて、せっかくベトナム中部に来たので、ちょっと欲張って足を延ばしてみようと思った次第です。本当はヴィラに一日中いても良かったんですけどね。
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ダナンからホイアンは遠くはないけど凸凹道
ホイアンは、ダナン市内から南下して車で1時間くらいの場所にあるのですが、僕が泊まっているバンヤンツリー・ランコーは、ダナン市内から逆に北に1時間くらい行ったところにあります。なのでバンヤンツリーからホイアンまでは、一度ダナン中心部を通り、トータルで2時間くらいかかります。
しかもベトナムは道も荒く、ご存知の通り交通マナーはタイ以上に悪いので、2時間が非常に長く感じられました。とにかくクラクションが鳴りっぱなしで、急ブレーキも何回もあって、ホイアンに着いた時にはもうクタクタ。
ホイアン観光は夕方が快適
ちなみに僕がホイアン旅行に選んだのは、昼ではなく、夕方の時間帯です。この時間なら外は暑くなく、ホイアン名物のランタンが拝めます。
その一方で、中国寺院などの歴史的建造物は日中しか開いていないので見学できません。
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- 往路:午後3時にバンヤンツリーを出発し、5時にホイアン到着。
- 復路:午後9時に出発、11時にバンヤンツリー到着。
なのでホイアンにいられる時間は約4時間です。
ホイアンの喧騒にちょっとガッカリ
行ってみて分かりましたが、ホイアンは観光地化されすぎていますね。
しかも観光客の9割は中韓の人たち。残りの1割が西洋人という感じで、日本人は滞在中一組しか見かけませんでした。ベトナムってそんなに中韓の人に人気ありましたっけ?
町並みはたしかに情緒ありますが、つい最近になって、観光用に人工的に作った感が強いです。
ゆっくりと街歩きを、と思っていましたが、人混みが凄すぎてまともに歩けません。
シクロに轢かれないよう注意が必要
その上、自転車の前に人力車の座席をくっつけたシクロが続けざまに何台も通るので、運転手から「どけどけー」という感じに促されて散歩どころではありませんでした。
なんの建物なのかは知りませんが、ガイドブックに載ってそうなのがぽとぽつとありました。
帰りのバスは夜の9時。今はまだ6時。なんだか観光はもうどうでもよくなってきました。だってとにかく人が多過ぎ。これならバンヤンツリーのヴィラにいた方がずっと気分良かったですね。
とりあえずこの後、ホイアンのどこかで夕食を食べて、帰りのシャトルバスの時間まで時間をつぶすしかありません。
ホイアンは日本のガイドブックではさも良さそうな観光スポットとして紹介されており、僕もそれに騙された口です。
ユネスコの世界遺産に登録された悠久の歴史を持つ町、みたいに書かれていますが、歩いているのはイナゴの群れのような大陸人と、どこでも買えそうなものを売っている土産物屋、そして大型観光バス。
ホイアンに滞在出来る4時間の内、半分が過ぎた頃、外もだんだん暗くなってきました。
ランタンのライトアップが始まります。ランタン自体は綺麗ですが、この人混みを見てください。立ち止まると人がぶつかってくるし、普通に歩いていると今度は中韓の人たちが振り回す自撮り棒が飛んできます。
僕はホイアンは今回が初めてですが、この町は何年も前からこんな感じだったのでしょうか?
帰りのシャトルバス(21時)まであと2時間あるので、その間に夕食を食べないといけませんね。
川では灯篭流しとボートクルーズが始まっています。僕はどちらもやりませんでしたが、勧誘がしつこいです。しかも中国語で勧誘してくるので余計にムカつく。
ホイアンでディナー
バンヤンツリーおすすめのレストランを見つけました。席も偶然確保できました。
観光地なので決して安くはないですが、べらぼうに高いバンヤンツリーのホテル内と比べると普通の値段に思えてきました。
結局、ベトナム滞在中、ベトナムドンを使ったのはこのレストランでの朝食のみでした。ホテルでの食事は全部チェックアウト後にクレジットカード決済ですからね。
ホイアンからダナンへの帰り道
食後は何もやることがないながらもひたすら街を歩いて、21時の帰りのシャトルバスを待ちました。
そしてバスは時間通りに到着し、やっと帰路についたのでした。
ホイアンからバンヤンツリーまでは車で2時間あるのでひたすら忍耐ですが、YouTubeを見ながら何とか耐え続けました。
交通マナーが皆無のベトナムなので、途中、急ブレーキでバスがバイクにぶつかりそうになることが何回かありました。一緒に乗っていた韓国人もこれには絶叫していましたね。僕も頭が真っ白になりました。
何はともあれ、バンヤンツリーには定刻通り、深夜23時に到着しました。
クタクタだったのでこの夜はぐっすり眠ることが出来ました。
もしホイアンに行かずにバンヤンツリーに留まっていれば、プールヴィラで快適に過ごせたと思うと、まじ後悔。機会損失でした。