スクンビットソイ23のジャスミン・シティー1階にあるアユタヤ銀行の支店に行ってきました。
新しいATMカードを作るためです。
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ICチップ搭載のATMカードへ
ATM カードの有効期限は元々10年です。
旧ATMカードの期限切れ1年以内なら変更可能
僕のATMカードが期限を迎えるのは来年なのですが、2016年からタイのすべての銀行のカードがICチップ搭載版に切り替えられたため、安全面でなるべく早いうちに交換した方が良いと判断した次第です。
アユタヤ銀行スクンビットソイ23支店で手続きをしたのは、以前この支店で口座開設をしたからです。
余談ですが、当時は同じジャスミンビルの上の階には、昔僕が通っていた英語学校があり、しかも僕は一時期ジャスミンのサービスアパートに住んでいました。
複数の手続きを同時にすると膨大な数のサインが必要
さて、手続きの際、銀行員からは「有効期限がまだ1年近くありますよ」と指摘されましたが、「旧式のカードではなく、ICチップ搭載のカードが欲しいから」と説明したら、それで理解してくれました。
実際に行ったのは、以下の手続きです。
- パスポート情報変更手続き
- ATM カード更新(ICチップ搭載版への交換)
- 通帳繰越
- ネットバンキング用の携帯番号の変更
ただし、今回、僕は上記の4つの手続きを同時に行ったため、同じような書類に合計で十数回もサインをすることになりました。
パスポート更新時は手続き書類が多い
一番大変だったのはパスポート更新の手続きです。
これまで知らなかったのですが、僕は5年前にパスポートを更新していたので、本当はその時点で銀行に登録してあるパスポート情報も変更の手続きをする必要があったようなのです。
パスポート更新時の記入事項
パスポートの変更手続きには、以下の情報の記入を求められました。
- タイと日本での住所
- タイでの会社名と所在地
- 日本での会社名と所在地
- 電話番号
- 年収
- 口座の利用目的など
働いていることが前提?
つまり内容から判断しても、駐在員であることが前提というわけですね。
僕は駐在員でもないし、タイに勤める会社もなく、日本に自分の会社を持っているだけです。
日本の会社の仕事は今のタイ滞在とは何の関わりもないわけですが、その辺はうやむやのまま便宜を図ってもらうよう頼みました。
事情を説明
とりあえず、銀行員には以下のことを説明しました。
- 僕は日本に自分で作った会社がある。つまり定職についている。
- 毎月安定した収入があり、資産もある。
- タイでは、事業とは関係なく休暇として長期滞在しているだけ。
- タイではアパートに住んでいるので、ホテルとは違い固定した住所がある。
これらを強調した上で、必要書類に記入していき、最終的にこれで通用した次第です。
他にもいろいろと説明を求められた
ちなみに書類には僕の日本にある会社の事業内容までしっかり書かされました。
口座開設した当時は今よりはるかに簡略化された書類だったと記憶しています。
無職の人はパスポート更新時、銀行口座はどうなるのか
それにしても、もし今、僕が無職で収入もなかった場合は、銀行側からは一体どのように対処されていたのでしょうか?
まあ、そんな感じで、パスポートを更新するたびに煩雑な手続きが必要だということがこれで分かりました。もしタイで働いていなくて、正規のビザがない人は、更新の度に不安な思いをするということでしょう。
パスポートが変わったら銀行で情報変更手続きを
なので僕のようにすでに過去に口座開設して銀行口座を持っている人は、更新の際に何らかの筋の通った説明が必要になるということは覚悟しておいた方が良いと思います。
もちろん銀行によって、支店によって、そして担当者によって対応は違うとは思いますが、常識的に考えても、ビザがなくて、タイ・日本に関わらず正規の職が無い人は、担当者にとっては良い印象を持たれないはずです。
もし駐在員であれば、銀行口座はもちろん、タイのクレジットカードも楽勝で作れるのでしょうけど、ニートの僕にとっては、なるほどこういうところで自分の境遇を思い知るんだなーと感じた1日でした。
タイランドエリートならバンコク銀行とカシコン銀行で口座開設可能
記事内で軽く触れましたが、タイランドエリート会員になると、バンコク銀行とカシコン銀行の2行で確実に口座開設が出来ます。詳しくは以下の記事をご参照ください。
なお、僕がアユタヤ銀行の口座を持っているのは、口座開設をした当時は10年近く前でまだ規制も緩く、さらに僕の場合は自分が通っている英語学校が在籍証明書を発行してくれたからです。