
私がタイランドエリート入会の決断をするきっかけになった事件について書きます。
私と同じセミリタイヤ、あるいはノマド、ニートの人で、似たような生活スタイルをしている人がいれば参考にしていただければ嬉しいです。
Contents
年内4回目のタイ入国時に入国拒否の危機発生
それは昨年2017年月、シンガポールからバンコクに戻ってきた時のことです。
具体的には、以下のようなスケジュールでタイへの行き来をしていました。
- 2月中旬入国:タイに16日滞在して日本に帰国(次回訪タイまで日本滞在)
- 4月末入国:タイに3週間滞在して一時帰国(次回訪タイまで日本滞在)
- 6月初頭入国:タイに28日ほど滞在して一時帰国(次回訪タイまで日本滞在)
- 7月中旬入国:タイに28日ほど滞在
- 8月11日:ノービザ30日をオーバーする前に出国→シンガポールで3泊4日してタイに再入国
- 8月14日:シンガポールからスワンナプーム空港に戻ったところで問題発生
そして結論を先に言いましょう。
なんと、4回目の入国時に、僕の経験では初の条件付き入国という判断をされてしまったのです。
4回目のタイ入国時に条件付きで入国(最後通告)
僕がノービザでのタイ入国拒否について懸念していたことは、これまでにもブログに書いてきました。
でもついにここで恐れていた結果が出てしまったわけです。
つまりはこういうことです。
そして、「次回は要ビザ」という注意書きを、パスポートに書かれてしまった次第です。
幸い航空券代とホテル代は無駄にならなかった
と言うわけで、僕が予約していた翌月の帰国用の航空券と、今回の24泊分のホテル代は無駄にならないで済みました。
しかし、今度タイに来るときは、仮に短期間のステイでも、ビザ無しでは入国拒否です。
うーん、これから今後の作戦を立てなければならなくなりましたね。
次回以降は2,3日のタイ旅行であってもビザが無いと入国出来ないわけですから。
実を言うと、こうしてイミグレでトラブルになることも考慮していたので、次回の訪タイ予定は立てていませんでした。
次回入国できるか分からないのに、何か月も先のチケットやホテルを予約するわけにはいきませんからね。
スワンナプーム空港のイミグレでのやり取り
では、イミグレで何が起こったかを具体的に書いておこうと思います。
まず、上にも書いた通り、3回目のノービザ滞在の後、もう一度ノービザ入国をするために、3泊4日でシンガポールに旅行に行ったのでした。
もちろん空路です。
シンガポール旅行後、シンガポール航空でスワンナプーム空港に到着後、搭乗券とパスポート、そして入国書類を持って審査の列に並びました。
列は幸いにも空いていたので、僕の順番もすぐに回って来ました。
しかし、審査官に書類を渡した途端、審査官の表情が突然変わり、目を細めて僕のパスポートをパラパラめくりはじめました。
その時、頭が真っ白になりました。
外国の空港に来ると、まるで動物病院に連れて行かれた猫のような立場になります。
不法就労の疑いを受ける
そしてカウンター越しに会話が始まりました。どうやら別室ではなくその場で事を済ますようです。
パスポートに注意書きを書かれる
なので、僕のパスポートのスタンプには、「次回はVISAを取得すべし」と手書きのメモがあります。
僕もついに「問題あり」の烙印を額に押されてしまったような心境です。
誠に悔しいですが、タイで働いていないことは証明のしようがありませんからね。
もうノービザでタイに入国出来なくなった
僕の今後の対策はこれから考えるとして、これで次回はノービザではタイに入国出来なくなりました。
現実的な策として思いついたのは、次の二つです。
- 次にタイに来るとき、現在在籍しているタイ語学校で長期の契約をしてEDビザ(留学ビザ)をもらう
- ラオスのビエンチャンでタイの観光ビザを取得してからタイに入国する。
厄介なのは、次回はどんなに時間的な感覚を空けても、そして30日以内の滞在であっても何かしらのビザが求められる状況になってしまったことです。
これまでは空路であれば何とかなっていたのですが、今はもうそれすらダメというわけです。
もう、ほとぼりが冷めたら、とか、30日以内の滞在に抑えればいいという理由でノービザ入国を選べるわけではないのです。
というわけで、後日、タイランドエリートという選択に行き着くのでした。
観光ビザでも入国拒否事案が多発
ところで、ここ数日Twitterをやっていて、「観光ビザ2回目でバンコク・ドンムアン空港から入国しようとして、入国拒否に遭ってしまった」というツイートがありました。
観光ビザはビエンチャンで4回くらい取っていると、5回目くらいに最後通告を受けるという事例は僕もよく知っていますが、2回目で、しかも最後通告ではなく入国拒否というのは、昨今の入管の規制が確実に厳しくなっているのが実感できます。
実際、タイランドエリートに入会するための審査も、僕が入会したころは1週間程度で審査をパス出来たのに、現在は1か月半、最長のケースで2カ月かかっていると代理店さんから聞きました。
タイランドエリートの審査に時間がかかることと、観光ビザやノービザでの入国拒否は明らかに連動していることが分かります。
このような事情から、タイランドエリートへの入会を考えている方は、かなりの時間の余裕をもって申請をされた方がよいと思います。