
新幹線で台南に到着後、シャングリラ・ファーイースタンプラザ・ホテルにチェックインしたところまでを前回の記事で書きました。
ここからは、Shangri-laホテルを拠点に、台南市内の観光スポット巡りをしたいと思います。
3泊4日の台南滞在中に訪れた林百貨、赤崁楼、孔子廟を中心に紹介していきます。今回は台南初日に訪れた林百貨です。
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中山路(台南)
まず位置関係を確認すると、宿泊中のシャングリラホテルは台鉄台南駅のすぐ横(東側)にあります。
台南市内を散策するには、この台南駅の向こう側に渡る必要があります。そこで通らなければならないのが、前回のShangri-laの記事でも触れた、ホームレスが多くいる地下道です。
台南は市内要所が狭い圏内に集まっているので充分に徒歩でも散策可能ですが、バスを利用する場合はこのロータリーからスタートとなる場合が多いです。
また台南市内では流しのタクシーはほとんどないため、駅前のこのロータリー周辺に集まっているタクシーは役に立つでしょう。
この成功路のロータリーから南西の中山路という大通りを歩きます。
中山路をまっすぐ南に歩くと、新光三越百貨店台南中山店、focus 時尚流行館というデパートを通ります。トイレ休憩などには良さそうです。
focus 時尚流行館には丸亀製麵が入っているようですね。それ以外にも日本食レストランがてんこ盛り。
さらに中山路を南下します。
国立台湾文学館
するとロータリーの前にある国立台湾文学館にぶつかります。
国立台湾文学館はバロック様式の建物です。
日本統治時代の1916年に森山松之助という人によって建てられたそうです。
今回は入りませんでしたが、国立台湾文学館は現在は博物館として利用されています。
かつては中庭だった吹き抜けのホールはベンチがあり、休憩も可能です。
国立台湾文学館で写真撮影をした後は、林百貨店に向かうため、再び中山路を南下します。
偽慰安婦像
そこで目にしたのは、韓国のプロパガンダによる偽慰安婦像。
下の写真をご覧になればわかると思いますが、事実無根の日本への中傷の数々が綴られています。
こんな史実に反する雑言を世界中で広められてもまともに反論すらしない外務省や日本政府が腹立たしいと同時に、先帝陛下や戦没者に対しても申し訳ない気持ちにさせられます。
さて、気持ちを切り替えて、この不愉快な偽物の像の前の横断歩道を渡ると、やっと林百貨に到着です。
シャングリラホテルから10分ほど歩きましたが、台南は半径1キロ以内に観光スポットが密集しているので、実はバスに乗らなくても充分に散策が出来ることが分かりました。
林百貨
日本統治時代に存在したハヤシ百貨が大東亜戦争を経て、2014年にリニューアルオープンしたのが林百貨です。
No. 63號, Section 2, Zhongyi Road, West Central District, Tainan City, 台湾 700
有難いことに、林百貨に入るとWifiは繋がるし、トイレもあるし、ちょっとした休憩が出来る椅子まで用意されていました。
2階は台湾のデザイン関係の製品、3階はファッション、4階はCD, 書籍となっています。
林百貨のカフェ
林百貨の5階にはカフェスペースがあり、席もガラガラだったのでここで一休みすることにしました。
先ほど1階の台南土産コーナーでも売られていた仲が空洞のお菓子があったので注文してみました。
食べてみると、本当に中はスカスカで、下の部分に餡が貼ってある感じのお菓子でした。
その他、カフェラテ2つとアイスクリームを注文して、370元でした。
林百貨の屋上
屋上は展望台で、1933年に建てられたという神社もあります。
この日は利用しませんでしたが、屋上には食事が出来るレストランもありました。
台湾茶が販売されていましたが、僕は後日、台北で阿里山高山を卸価格で大量に買うつもりなのでここはパス。
しばらく林百貨に滞在している間に外も暗くなってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、林百貨の屋上には、神社があります。
台湾に居ながら、古き良き時代の日本の面影を感じることが出来ました。
以上が台南の林百貨でした。
中正路(台南)
でもこの日の台南市内散策はまだ終わりません。
次は、林百貨がある中正路をさらに西に進んでみます。つまり宿泊しているShangri-laからさらに離れて行きます。
この時、午後7時ごろ。そろそろ晩御飯を食べてもいい時間帯なので、そういう期待も含めて中正路を西に歩きます。
すると、台南発祥の度小月というタンツー麺(チェーン店)のお店がありました。
本当はここで食べるべきだったのですが、ガイドブックで紹介されている度小月原始店という本店とは違う場所にあったし、もしかしてパクリの店なのかと疑ってしまい、パスしてしまいました。
後日、調べたら、この中正路にある度小月も立派な支店であることが分かりました。
正興街
こうして度小月での食事の機会を逃し、お腹ペコペコ、そしてクタクタになりながらも到着したのが、正興街です。
正興街では、各店舗の店長を猫の姿に描いた看板が各所に置いてあります。
写真右のソフトクリーム屋さんの看板はガイドブックにも載っていました。
以上が正興街でしたが、僕が来た時間が午後7時過ぎで遅かったからか、歩いている人はほとんどいませんでした。
僕が行った時間でもお店自体は半数は開いていましたが、おそらく正興街は昼に来た方がいいのかもしれません。
正興街では夕食を食べることが出来なかったので、結局、台南初日のこの日は宿泊先のシャングリラホテル内の中華レストランで遅めのディナーを頂くことになりました。
Shangri-laでの夕食の光景は以下の関連記事で紹介しています。
台南のネコさん
帰り道に日本式の居酒屋やレストランはありましたが、やはり現地のものが食べたかったのでパスしました。
余談ですが台南初日にも何匹化のネコに会うことが出来ました。
近寄ったら「シャー!」と言われ、おまけに僕が持っているガイドブックには猫パンチをお見舞いしてきました。
どちらもよそよそしく、僕が近寄ると逃げようとしたので、触れ合うのは断念。
台南市内散策 まとめ
以上で台南の1日目の散策は終了です。
初めての台湾新幹線に乗って台南に無事にやって来れたし、少しではありますが台南市内の地理感覚も掴めたので、初日の目的はほぼ達成出来たと言えるでしょう。
残り丸二日間あるので、有名な孔子廟や赤崁楼の訪問は翌日に譲りたいと思います。