
KTZMICO証券以外の証券口座でタイ株に投資をするため、SBIタイオンライン証券で株式投資の口座を作ってきました。
結論を先に書くと、思った以上に手軽に口座が開けました。
証券口座の開設には、タイ人は書類の郵送のみで可能ですが、外国人は直接ペッブリーの本社に手続きをしに行かなければなりません。
僕は先日タイSBIオンライン証券から郵送で送ってもらった書類に入力し、面談の予約を入れてありました。
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タイSBIオンライン証券(ペッブリー通り)へのアクセス
では、SBIタイオンライン証券の本社ビルはどこにあるのでしょうか?
答えは、Thai Summit Towerという商業施設の中です。
アソークにある同名のビルと間違えないように注意!
しかし、ここが注意点です。
MRTスクンビット駅前にも同名のSummit Towerがありますが、これとは全く違う場所にあります。
証券会社があるThai Summit Towerは、地下鉄ベッブリ―駅から徒歩10分以内にあるビルですので、間違えないようにしましょう。
タイSBIオンライン証券: 1768 Thai Summit Tower 31Fl. New Petchburi Rd., Bang Kapi, Huaykwang, Bangkok 10310
グーグルマップにある通り、ペッブリー大通りに面しています。国立のシーナカリンウィロート大学からもほど近くです。
Google Mapをみて分かるように、MRTペッブリー駅から徒歩でアクセス可能な距離です。
ただし地下鉄ペッブリー駅を出た後、歩道橋のない交差点を渡る必要があります。
余談ですが、ペッブリー駅を利用したのはもう何年も前のことでしたが、いつのまにか駅に地下街が完成していたのですね。
スターバックスコーヒー、Cafe Amazon、コンビニのローソン、ベーカリーなどが出店しています。
ペッブリー周辺も便利なオフィスエリアになったものですね。
駅を出て、交差点を渡ってペッブリー通りを歩き、Thai Summit Towerに向かいます。
タイSBIオンライン証券 本社ビル
SBIタイオンライン証券は31階にあり、高層階への直通エレベーターを利用しました。
アソークやプロンポンの商業ビルとは異なり、通行許可証無しでもエレベーターまでアクセスできてしまいました。
エレベーターを降りると受付があり、事務スタッフの女性(タイ人)がいました。
はじめ英語で話しかけてみましたが通じず、タイ語で「日本人スタッフとアポがある」と伝えたところ、理解したようで、そのまま部屋まで連れて行ってくれました。
書類を準備して数分待っていると、日本人スタッフ(女性)が現れました。
名刺交換をし、早速持ってきた書類を渡します。
口座開設必要書類
必要書類は以下の通り。
- パスポート
- 通帳(タイの銀行口座)
- 申込用紙(アポを取る際に郵送で自宅に届いた書類)
しかしタイに住所があるという条件があります。
後日、郵便物が届いたりしますからね。
口座開設審査
僕もこの日のために必要書類はすべて揃えてきました。そしてすぐに審査開始。
日本人女性はこのまま同席。タイ人男性と日本人女性がそれぞれ一名、部屋に入ってきました。
こちらは僕ひとり。相手は3名。
難解な質問項目でもあるのかと予想していましたが、実際は至ってシンプル。
氏名、メアドのスペルの確認、僕の職業が何か、投資経験が何年あるかを尋ねられたのみです
たしかに僕はほとんど学生の頃から投資をしていたし、その前から興味があって色々調べていたので、年齢の割には経験は長い方だと思います。
しかし長いといっても、僕が経験があるのは日本株式や米国株、タイ株と、FX程度。
信用取引を始めたのもそれほど昔のことではありません。
タイSBIオンライン証券 取引用ツールの説明
審査が終わった後は、先ほどの女性の日本人スタッフと私だけになり、株式取引ツールの使い方を教えてもらいました。
さすがにSBI証券です。
タイSBIオンライン証券で取引出来るのはタイ株の現物およびETFのみ。
信用取引は不可です。
タイ以外のアセアン新興諸国の株式も非対応でした。特に問題はありませんが。
ユーザーネームの受け取り
さて、通常ですと、口座開設から7日間ほどでツールへのログイン用のユーザーネームが登録したメールアドレスに届くそうです。
ただし現在は日本人の口座開設数が急増中で、ユーザーネームの受信には14日前後要するとのことでした。
ATMでクイック入金設定
ユーザーネームを受信したら、次に自分で銀行のATMにいく必要があります。
大手銀行口座からタイSBIオンライン証券の口座へのクイック入金の設定をするためです。
ATMでの手順が書かれた用紙は口座開設の日に既に受け取っています。見たところ、設定は容易に出来そうです。
ATMでのクイック入金設定後、オンラインで入金できるようになるにはさらに1週間ほど必要なので、タイ株の取引を実際に出来るようになるまでは合計3週間前後かかりそうです。
僕としては急いでタイ株を買いたいわけでもなく、ゆっくりで全然問題ありません。
タイ株への投資タイミングは今ではないというのが僕の予想です。
当面は日本株とFXで様子を見て、チャンスが来たらタイ株もやろうというスタンスです。
タイSBIオンライン証券 ユーザー登録
口座開設から3日後、一通のメールが届きました。タイSBIオンライン証券からです。
メールに記載されていたのは以下の二項目。
- ユーザーネーム
- 仮パスワード
2週間かかると言われていたのでびっくりしました。
- 上記のユーザーネームと仮パスワードを入力
- SBIタイオンライン証券のWebsite(日本語)にログイン
- 本登録を実行
この後、登録したタイの銀行口座からタイSBIオンライン証券の口座へのクイック入金の設定が必要です。
そのために、利用したい銀行の最寄のATMで、Payment gatewayへの申し込みを行います。
ATMの操作方法は簡単です。
ペッブリーのタイSBIオンライン証券で口座開設した際にもらったマニュアルに書かれている通りにATMを操作するだけです。
クイック入金に対応した銀行口座は、以下の4行です。
- カシコン銀行
- バンコク銀行
- アユタヤ銀行
- サイアム商業銀行
タイSBIオンライン証券 まとめ
KTZMICO証券に加え、タイSBIオンライン証券の口座がこれで使えるようになりました。
しかし問題は口座開設ではなく、その口座で何を買い、いくら儲けるかです。
口座を作った後はクイック入金をし、目をつけていた会社の株式を買ってガッツリ儲けたいところです。
でも、タイ株の相場が軟調になるまでは虎視眈々と構えていなければいけません。
僕はタイ企業の銘柄分析は常にしているので、投資したい会社はある程度決まっていますが、まだ株価が高値圏にある上、為替も円安水準です。
軍資金は円建て、米ドル建てで確保していますが、タイ株を買うのは当面後のことになると思います。
タイ株を買うのはもうしばらく先のことになりそうなので、しばらくは僕の会社の本業であるコンサル関係の仕事を頑張りたいと思います。