
バンコクから4泊5日の台湾旅行もいよいよ終盤に差し掛かって来ました。
前回は台湾最後の1泊を、台北の中山駅近くにあるオークラプレステージホテルで過ごしたところまでをブログに書きました。
今回は、オークラプレステージホテル滞在中に徒歩で訪れた観光スポット、寧夏観光夜市を取り上げてみたいと思います。
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中山駅から近い寧夏観光夜市
寧夏観光夜市は、寧夏路夜市とも呼ばれているようです。
寧夏観光夜市に関しては、実は前年の台北6泊7日の旅行の際にも初日に真っ先に訪れていました。
しかし当時はブログでも「【兄弟冶印】「10億り人」を目指すために台北で実印を作った話」というタイトルで紹介した、フルネームでの実印をハンコ屋さんで作るのにバタバタしており記事に出来なかったので、今回改めて紹介します。
Ningxia Road, Datong District, Taipei City, 台湾 103
僕がなぜ寧夏観光夜市を選んだかというと、ずばりロケーションが近いからです。
僕が宿泊しているオークラプレステージホテルからも徒歩でアクセスすることが出来ます。
寧夏観光夜市への行き方もすごくシンプルで、オークラプレステージホテルから南京西路という大通りを西に一直線に歩くだけです。
寧夏夜市は一本道のシンプルな屋台
ホテルからは15分ほど歩きましたが、まっすぐ歩くだけで神経を使わなかったこともあり、疲労感もないまま寧夏夜市に到着しました。
士林夜市と比べると寧夏夜市はローカル色の強い夜市ですが、グルメ屋台の充実度と都心部に近いロケーションで観光客もそこそこ訪れています。
実際にオークラプレステージホテルで見かけた宿泊客と寧夏夜市でばったりと会ったりもしました。
寧夏夜市は300メートルほどの縦一本のシンプルな夜市なので、台北最大級の規模を誇る士林夜市のように道に迷う心配は全くありません。
それに今回の僕のように、帰国前に軽く夜市を散歩しながら食事だけしたいという人には、コンパクトに食べ物屋台がまとまっている寧夏夜市は断然お勧めです。

先ほども書いた通り、同じオークラプレステージホテルに宿泊している外国人客の姿も何人か夜市で見かけました。同じ観光客だと結構みんな似たような場所に来るみたいですね。
美味しそうなお店があると足が止まりますが、寧夏夜市は一本道なので、人混みで渋滞が出来ないように気をつけないといけません。
牛肉のサイコロステーキの屋台は特に行列が出来ていました。たしかに見るからに美味しそうです。
バンコクやパタヤの屋台料理がOKという方なら、台湾の屋台も全然普通に食べられると思います。
リーズナブルな屋台料理の数々
途中、僕たちも腹ペコになってきたので、焼き鳥の屋台で2本、注文してみました。
1本50元でした。日本の焼き鳥よりも大きくてボリュームがあるので、これだけでかなりお腹が満たされました。美味しかったです。
景気の冷え込んでいる現在の台湾。デパートのレストランやスターバックスはガラガラの店が多かったですが、値段の安い屋台となるとこうして人も集まってくるのでしょう。
寧夏夜市の有名屋台
寧夏夜市には、インターネットやガイドブックで有名な以下のような屋台があります。興味のある方はネット検索、あるいはYouTubeなどを参考に訪れてみてはいかがでしょうか。
- 方家(ファンジャ):鶏肉飯(ジーロウファン)
- 阿婆飯糰(アーポーファントヮン):飯糰(ファントヮン)
- 牛媽媽 (ニウマーマー) :焢肉飯 (ホンロウファン)
- 馥陽鍋貼水餃專賣店(フーヤングォティエシュイジャオヂュァンマイディエン):鍋貼(グォティエ)
- 東石鮮蚵(ドンシーシエンクー):鶏蛋蚵仔煎(チータンクーツァイチエン)
- 微笑碳烤(ウェイシャオタンカオ):串焼き
- 老牌猪血湯(ラオパイツウシュエタン):猪血湯(ツウシュエタン)
- 里長伯(リーチャンボー):臭豆腐
エリンギのグリルが美味しい
下の写真は、寧夏路最北端にある僕が見つけたエリンギのグリルの屋台です。
お兄さんがてきぱきとエリンギを焼き、細かく刻んでからスパイスをかけ、箱に入れて提供。
実は僕、去年もここで食べたのですが、人気があって結構並びました。
僕が頼んだのは唐辛子味です。タイ人彼女と二人でようじでつついて頂きました。日本の料理みたいで美味しかったです。
寧夏夜市の屋台通りの隣は食堂通り
お店はまだまだあるけど、とりあえず屋台はもうこのくらいにしておきましょう。ここで道を一本西側にずれて歩いてみます。
同じ寧夏路ですが、屋台の隣には個別店舗のお店も縦一本に並んでいます。
そのお店というのは、カキ氷やスイーツ店だったり、牛肉麺などの台湾料理の食堂、シーフードの食堂など、屋台料理とはまた違ったものが味わえます。
食堂で鶏肉丼を食す
僕たちもそろそろオークラプレステージホテルに帰って寛ぎたいので、しめにもう1店舗で食べてみることにしました。
選んだのは屋台ではなく、その屋台通りから一つ隣にある食堂です。
お店に入ると、「台湾人ですか、日本人ですか?」みたいなことを聞かれたので、日本人だと答えると、日本語の注文シートを持って来てくれました。
牛肉麺以外ならほとんどが100元以下という値段設定です。
鶏肉丼は照り焼きのような味付けで美味しかったです。さっきも屋台で既に何品か食べていたし、ボリューミーだったので全部は食べられませんでしたが、充分に納得できる美味しさでした。
会計はと言うと、上記の4品にペットボトルの緑茶を追加しても260元でした。
もう歩けないほど満腹になり、オークラホテルまで歩いて戻ろうとした時、偶然スイーツの食堂を見つけてしました。
スイーツ食堂にはマンゴーかき氷などのメニューもありましたが、この時まだ3月で肌寒かったので、温かいメニューはないかと店員に尋ねたところ、ありました。
値段は60元でした。外が寒いので体が温まります。バンコクでもチャイナタウンや中華料理の食堂などに行けば普通に食べられますが、寧夏夜市のごま団子もとても美味しかったです。
以上がオークラプレステージホテルなど、中山駅周辺から徒歩でアクセス可能な寧夏観光夜市でした。
翌日はいよいよホテルをチェックアウトし、夕方まで台北市内を観光した後、夜の便でバンコクに戻ります。