
前回の記事では、バンコク・スワンナプーム空港のファストレーンで手荷物検査と出国審査を終えるところまでを書きました。
そしていつも通り、タイランドエリートと提携しているミラクルラウンジ(コンコースD)のファーストクラスラウンジまで案内してもらい、アテンドのスタッフと別れました。
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ミラクルラウンジは料理が微妙
ご存知の方も多いと思いますが、以下がミラクルラウンジ(ファーストクラス)の写真です。
コンコースDのど真ん中をふんだんに使っているおかげで面積は広いのですが、料理の品ぞろえはかなり貧弱です。
例えば、大体いつも置いてあるホットミールは、チキンのスパゲティー、ガパオ、チキン、スープくらいです。
オーダーメイドでカオマンガイや麺類を作ってくれるカウンターがありますが、美味しくないのであまり頼んでいる人を見たことがありません。
というわけで、今回は(今回も)、ミラクルラウンジは早々に退散し、別のラウンジをハシゴすることにしました。
この日は朝からほとんど何も食べていないので、フライトの前にある程度食事をしておきたいところです。
スワンナプーム空港のラウンジ選び
ではまず、自分がスワンナプーム空港内のどのラウンジを利用できるのかを整理してみたいと思います。
僕が現在持っているステータスは、以下の通りです。
- ANAスーパーフライヤーズカードの家族会員(本会員は父)
- プライオリティパス(ANA VISAプラチナカード)
- タイランドエリート
3つ目のタイランドエリートに関しては、前述の通り、タイランドエリートと提携しているミラクルラウンジが使えることを示しています。
ところで、ANAのチェックインカウンターでもらったラウンジインビテーション・カードには、以下の3つのラウンジが使えると書かれています。
- タイ国際航空
- エバー航空
- ミラクルラウンジ(ビジネスクラス)
TGラウンジは常に混んでいる
まず、タイ航空(TG)ラウンジが大したことがないことは、これまでに何十回も利用しているので知っています。
タイ航空のロイヤルシルクラウンジは、座る場所があるだけミラクルラウンジよりはマシという程度のラウンジです。
エバー航空ラウンジは空いている
次にエバー航空(BR)ラウンジ。
ここは、個人的には結構気に入っています。料理は大したことないですが、マッサージチェアがあり、いつも空いていて静か。
でも、数か月前に台湾に旅行に行った時に利用したばかりなので、今回はパスすることにしました。
ちなみに、僕はSFCなので同じコンコースDにあるシンガポール航空ラウンジが利用できるそうなのですが、この時はそれを知らず、後日ANAダイヤモンド会員のフォロワーさんに教えてもらって知りました。
よって今回は、スターアライアンスゴールドとは別に、プライオリティパスで入れるラウンジを探すことに決めました。
ターキッシュエアラインズのラウンジが使えそう
ここで、iPhoneでプライオリティパスのアプリを開きます。
僕は現在、ミラクルラウンジのあるコンコースDにいるので、コンコースD内のプライオリティパス利用可能なラウンジを検索したところ、以下の4ラウンジが検索結果に表れました。
ミラクルのビジネスとファーストクラスラウンジは既に知っているので、Blue Ribbon Club Loungeか、ターキッシュエアラインズのラウンジの二択になりました。
Blue Ribbon Club Loungeも何だか気になりましたが、その下にあるターキッシュエアラインズが目に留まりました。
なぜなら、最近オープンしたばかりで、自分も何度もターキッシュエアラインズのラウンジを通り過ぎていたからです。
ターキッシュエアラインズのラウンジ
なので場所は知っており、今いるミラクルラウンジからも近くです。
プライオリティパスとSFCどちらでも入場可
ラウンジに入り、受付でプライオリティパスと搭乗券を見せたところ、「あなたはスターアライアンスゴールド会員ですので、プライオリティパスは必要ありません。」とのこと。
ここで初めて知りました。インビテーションカードに書いてあろうとなかろうと、SFCならばスターアライアンスゴールドのラウンジを堂々と使えるということに。
受付の方の話では、「プライオリティパスで入場すると、メンバーシップによっては回数に制限があるので、SFCで入れるならそれで入った方がいい」という親切なアドバイスでした。
まあ、僕は無制限だったと思うので大丈夫ですが、今回はスタアラのゴールドとしてターキッシュエアラインズのラウンジに入りました。
ミラクルラウンジほどの広さは当然ありませんが、充分なスペースです。そしてエバー航空ラウンジと違って明るい。
僕は初めてなので普段の込み具合は知りませんが、ありがたいことに今回はほとんど利用者がいませんでした。
このほか、写真は撮りませんでしたが、Quiet Roomという暗い仮眠・休憩用の部屋もありました。もちろんトイレもラウンジ内にあります。
ターキッシュエアラインズ・ラウンジの食事
食事がどうなっているのか気になります。
食べ物コーナーに行くと、厨房の奥にオーブンがあり、そこでピザを焼いているようでした。
トルコ風ピザを食べてみました。もしかしたらピザとは別の呼び方があるのかもしれませんが、トルコにはあまり詳しくないので分かりません。
見た目はマルゲリータピザみたいですが、食べてみると、中にケバブのような肉が入っていて美味しかったです。
ナナ駅近くのアラブ人街で食べるケバブにチーズをのせたような味でした。
その他、ホットミールにはチキンケバブのトマトソースというのがありました。
チキンケバブを先ほどのトルコピザと一緒に食べましたが、このチキンケバブもスパイスが効いていて美味しかった!
若干甘みを感じるスープでしたが、スパイスの効いた料理と一緒に食べるにはちょうど良いのかもしれませんね。
ケバブ、ピザ、ポテトスープを頂き、少しコーラを飲んだらお腹いっぱいになってしまい、サラダや他の料理は試すことが出来ませんでした。
ホットミールは上記の他にチキンカレーのようなものがありましたが、ミラクルラウンジのチキンパナンと大して変わらない感じでしたのでやめておきました。
お酒は飲まないので詳しいことは分かりませんが、冷蔵庫のコーラの隣にビールが2種類ほどあった気がします。
初めてのターキッシュエアラインズ・ラウンジだったのでもう少しゆっくりしたかったのですが、ミラクルラウンジとハシゴしてしまったのでフライトまで時間がなくて、30分ほどで退出しました。
ラウンジを出た後は急いでコンコースDのANAのゲートに向かい、搭乗。
いつも深夜便ばかりでしたが、今回は午後の便で、羽田空港には夜10時過ぎに到着しました。