
ウドンタニ滞在3日目の午後、市内の一戸建て住宅を見学してきました。
コンドミニアムはこれまでバンコクで100を軽く超える物件数を見てきましたが、戸建てに関してはまだ3軒目です。(バンコク、コンケーンでそれぞれ1軒)
まず初めに書いておくと、ウドンタニはバンコクやコンケーンほど不動産建設ラッシュは進行していませんでした。
ウドンタニはそれほど建設ラッシュではない
同じイサーンの中核都市でも、数年後に高速鉄道が開設するコンケーンはコンドミニアムも一戸建てもあちこちで始まっていましたが、ウドンタニはまるで取り残されたかのように静かでした。
そういうこともあり、コンケーンのように街中を歩いているだけで簡単に情報が手に入る環境ではなかったので、見学先を探す作業は、インターネットでタイ語情報をもとに行いました。
コンドミニアムと一戸建てのどちらでもよかったのですが、これまたコンド自体も意外なことに中心部には多くなく、最終的に決めたのは一戸建ての1物件です。
僕が選んだのは、CELLINIというデベロッパーの物件です。
ロケーションとしては、市内中心部のセントラルプラザからは約5キロ、ウドンタニ空港から1キロとなっています。
空港がものすごく近い一方、市内のセントラルプラザなどの買い物スポットにアクセスするには車かバイクが必須です。
今回はトゥクトゥクで住所をドライバーに告げて物件に向かいました。
到着しました。
しかし、この後でここは同じCELLINIでも別のプロジェクトだということに気づきました。
それでもこの時はまだ気づかず、セキュリティーを超えて物件内の共同ファシリティまで来てしまいました。
もう完成して人が住み始めています。そしてどう見ても高級物件ですね。
ここで僕が内見の予約をしていたのとは違う物件に来てしまっていたことに気が付きました。
事務所に行っても担当者がおらず、最初にアポを取った担当者に電話をかけてみたところ、今僕がいるのは、同じプロジェクトでも別の既存のワングレード上の住宅だと知ったのです。
でも距離的にはここから歩いていけるとのことだったので、道順を聞いて徒歩で向かいました。
ウドンタニの一戸建て CASA DE CELLINI
そしてやって来たのが、CASA DE CELLINIです。
ゲートをくぐると、先ほど電話で話した営業スタッフが一人待っていました。若いタイ人女性です。
こちらの完成済みの家を見せてもらいました。
家具や内装は付いていません。内装済みにする場合は別途100万バーツほどかかるそうです。
マスターベッドルーム以外はシャワーブースのみですが、それぞれトイレが完備。
先ほど紹介したキッチンとは別です。タイだと屋外にこうした別のキッチンがあることが多いです。
ウドンタニなのに1000万バーツ物件だった
以上がCASA DE CELLINIという新築一戸建てでした。
それでは、値段の方はいかがでしょうか。
見積書を頂きました。
それによると、今回見学させてもらった3ベッドルームの価格は、以下の通りです。
- 面積:90ワー(340平米)
- 物件価格:980万バーツ(1091万バーツよりディスカウント)
昨年コンケーンで同程度のスペックの一戸建てを見せてもらいましたが、それだって500万バーツちょっとでした。
3年前には完成して引き渡しが始まり、10数戸の内、残りは3ユニットとのことです。
僕が見た部屋も少なくとも2年近くは野ざらしになっていたはずです。
当然、業者に聞いたところ、交渉が可能だそうです。
この値段なら、僕ならバンコクのコンドミニアムに住みたいし、仮に一戸建てに住む場合でも、予算を積み増してでもバンコクの方がずっとマシです。
最初に間違って訪れた同社物件の別プロジェクトはさらに高額だというからビックリです。