
二週間の日本での仕事を終え、再びバンコクに戻ってきました。
僕は完全移住ではなく、あくまでセミリタイヤでタイに移住しているので、かなりの頻度で日本に出稼ぎに行かなければならないのです。
出稼ぎとは言っても、自分が経営している会社の用事ですけどね。
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自宅から羽田空港まではMKタクシー
僕の実家は東京都目黒区なので、空港は羽田空港が一番近いです。
なので今回も羽田―バンコク間のANAビジネスクラス往復を予約し、自宅から空港まではインターネットで事前予約したMKタクシーで向かいました。成田空港だと品川か渋谷で成田エクスプレスに乗らないといけないので手間がかかりますからね。
空港以外の行き先だと2週間前に電話しても予約でいっぱいと断られてしまう場合が多いですが、空港往復のタクシーのみインターネットで簡単に予約できます。
目黒区の自宅から羽田空港までは30分ちょっとで着く距離ですが、呼び出し料金などがあるので結局8000円以上かかってしまいました。
免税品を申告
空港に到着した後、ANAのビジネスクラスカウンターでチェックインを済ませます。
日本非居住者の僕は、今回は渋谷のヤマダ電機で免税の空気清浄機(と変圧器)をタイで使うために購入しました。しかし空気清浄機を手荷物にすると重量オーバーになってしまうので、あらかじめANAのチェックインカウンターで確認を取った上で、空気清浄機のみ預け荷物にすることになりました。
次に手荷物検査を済ませ、出国審査場の手前にある税関に立ち寄ります。ヤマダ電機以外でユニクロで買った免税品は手元に持っています。
空気清浄機を手荷物に預けた旨などを説明するつもりでいましたが、実際は税関では一切質問されず、その他の免税品についても商品を見せるように求められることもなく、パスポートに貼ってあるレシートをはがすだけで終わってしまいました。せっかくそのために預けずに手荷物として携帯していたんですけどね。
僕以外の非居住者のブログ等を見ても、税関で突っ込まれることはあまりないそうです。
羽田空港のANAビジネスラウンジ
今回もビジネスクラスだし、僕もANAスーパーフライヤーズ家族会員(SFC)なので、出発時刻まではANAのラウンジで過ごします。
皆さんエコノミー客の上級会員だと思いますが、個人的にはビジネスクラス利用者とエコノミーの上級会員は隔離してほしいです。
バンコク行きANAビジネスクラス
今年はもう6回くらいANAビジネスクラスでバンコクに行っていますが、特等席の1H座席は今回は別の人に取られてしまったので、代わりに5Hという席になりました。
ビジネスクラス座席
789のタイプなのでフルフラットになります。1:2:1の配列なので、サイドに席を取れば隣がいないので気が楽です。
出国ラッシュの時期よりも10日くらい前の12月19日ですが、ビジネスクラスは全席満席でした。
エコノミーだと、隣が肥満体型の人だったり、体臭がきつかったりすると、それだけで長時間のフライトが台無しになりますからね。
シャンソンを聴きながらANAビジネスクラス機内食
次に機内食の紹介です。
ポテトはカレー風味。さっきラウンジで食べた底辺食とは正反対の美味しさ。
だって6万円で乗れるドナドナの荷馬車のようなエコノミーと、21万円のビジネスクラスって、人間としての扱いが全然違うし、食事は美味しいし、気分も高ぶるし、席は広くて眠れるし、どう考えたってコスパ良すぎでしょう。
機内食のシートテレビプログラム
シートテレビプログラムですが、12日前に日本に帰るときに乗ったばかりなので、内容が全く同じです。
なので映画やドラマは全く観ませんでした。
先ほど書いたシャンソン、イタリアのクラシック、Jポップ、ハワイのヒーリングミュージックなどです。
機内wifiで株とFXを
機内食とシャンソンを存分に堪能した後は、セミリタイヤラーとしてメシの種を稼ぐ時間です。
フライトのこの時間はちょうど平日の昼過ぎ。ANAの機内インターネットに接続して投資をやらなければ。
ちょうど株は大幅安、為替も円高に振れています。
某通信系企業の株を全力で空売りし、逆に某医療系銘柄を現物で買い込みました。
機内免税品を買う
今年は株でもFXでもコンサルティング事業でも稼いだので、自分へのご褒美に、タイで使う機内免税品を買いました。(毎フライトで買っているような気もしますが)
どちらもANAカードで支払ったので上記の値段から10%引きとなります。割引後の価格で合計37,890円。100円で1マイルもらえるため、今回は378マイルを獲得しました。
789便のフルフラットシートで快眠
数時間飛行して、良い景色が見えてきました。
到着してからコンドミニアムに着くまでしばらく食事の機会がなさそうなので、ここで軽食を頼みます。
本当はカレーライスが食べたかったのですが、品切れとのことです。たしか12日前にバンコクから羽田に戻るときも同じことを言われた気がします。
食べて、ネットでトレードもして、ショッピングも済んだので、到着までひと眠りします。
機内オーディオでイタリアの「帰れソレントへ」、とハワイアンのヒーリングミュージックを見つけ、座席をフルフラットにして1時間ちょっと眠りました。
本当はもっと寝たかったのですが、フライト時間がトータルで6時間なので、食事も含めて色々やろうとすると寝る時間も限られてきますね。
タイランドエリートの空港VIPサービスが始まる
そして定刻よりも少し早い夕方3時50分頃、バンコクのスワンナプーム空港に到着しました。
エリート・パーソナル・アシスタント(EPA)の出迎え
機内から出ると、金ぴか衣装を着たEPAというエスコート係の人が僕の名前のプラカードを掲げて待っています。
1年以上タイランドエリート会員をやっていて、予約を忘れたことはありませんが、やっぱりこの金ぴか衣装の姿を見つけるとホッとします。
タイランドエリート専用カートで空港内移動
EPAの挨拶を受けた後、すぐ横に停めてある専用のカートで入国審査場へと向かいます。
今回は審査場までの距離が遠かったのでピーポー鳴らして思いっきり通行人をどけて走ります。さすがタイ。
プレミアレーンでの入国審査
次に入国審査です。
タイランドエリートに入会するまでは、ここで何度も辛酸をなめてきました。
でも、メンバーになると一転、審査官が笑顔で挨拶してくるのです。
昨年ノービザで入った時は、パスポートをパラパラめくって、スタンプの多さにしかめっ面で別室送りだったのに、この対応の違いもタイならでは。
タイはステータスで人を区別(ある意味差別)するのが世界で一番お上手。
タイランドエリート到着ラウンジ
入国審査を顔パスした後は、到着ラウンジでマンゴージュースを飲みながら預け荷物の到着を待ちます。
ジュースに口をつけた途端、荷物が揃ったとの連絡がありました。
スーツケースの色や特徴を事前にEPAに伝えておくと受け取りがスムーズです。
タイランドエリート仲間の同胞から教えていただきましたが、事前にスーツケースの写真を写メで撮っておき、それを着陸時にEPAに見せておくと、従者に特徴を伝えてくれてすぐに受け取れるとのことです。
税関を抜けてAOT社のBMWへ
スーツケースを受け取った後は、従者とEPAを引き連れて税関を通ります。
そして税関は顔パスし、出口の目の前に控えているBMWに乗り込んだのでした。
夕方だったので渋滞にぶつかってしまいましたが、夕食前にはプロンポンのコンドミニアムに到着したのでした。
これでタイランドエリートサービスは終了です。