
こんにちは、タイランドエリート会員ニートのMachaです。
昨年、バンコクでの生活費として僕が毎月どのくらい支出しているかということで、その内訳をレビューしました。
その時の計算では、一時帰国や旅行費用も含めると、月に90万円を超える痛い出費になっていました。↓
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出来ることなら70~80万円が目標
そんなわけで、不労所得がある程度あるとはいえ、毎月たっぷりと貯金をするためにはさらなる生活費の予算の見直しが必要だと痛感した次第です。
無駄な出費を減らすことにより、貯金も出来るし、優良企業の株式を購入することも可能になってきます。特に後者は配当金に関わってくるので、アーリーリタイアには重要です。
ところで、70~80万円と聞いて皆さんは察してくださったと思いますが、僕は最近Twitter等で流行りの、「タイで月5万円生活」などという非現実で不健全なトピックとは一線を画しています。
そこで、今回は、生活費を前回の90万円からさらに切り詰めた状態での直近の1か月あたりの生活費内訳を公開してみたいと思います。
「2020年度版」バンコクでの1か月あたり生活費
以下の表が、今年度の僕の1か月あたり生活費(概算)になります。
項目 | 予算 | 備考 |
食費(主に外食) | ¥229,400 | 1日2000バーツ(月62000バーツ) |
書籍代 | ¥15,000 | 月に約10冊 |
リゾート旅行代 | ¥100,000 | ホテル、航空券込み |
コンドミニアム | \185,000 | 駅近、2ベッド、月50000バーツ |
水道光熱費 | ¥11,100 | 月3000バーツ |
テレビ・インターネット(True) | ¥11,100 | 月3000バーツ |
ウイルス対策ソフト | ¥1,393 | |
クレジットカード会費 | ¥8,960 | 年107,520円(ANA プラチナ等) |
タイランドエリート会費 | ¥29,240 | 5年50万バーツを毎月減価償却 |
携帯電話料金 | ¥10,000 | ドコモ |
一時帰国航空券代 | ¥100,000 | ANAビジネスクラス(年6往復) |
クリニック | ¥43,275 | Jクリニック(整体、体幹強化) |
診察料・薬代 | ¥6,350 | 歯科、眼科など(日本) |
娯楽費・被服費 | ¥74,000 | 月20000バーツ |
合計 | ¥824,818 |
※1バーツ=3.7円で計算
プロンポン・トンローは家賃が高い
僕が昨年まで住んでいたスクンビット・ソイ26(プロンポン)にあるノーブル・リファインの家賃は、1ベッド50㎡で月30,000バーツでした。
昨今のコンドミニアムの供給過剰を反映して近頃の家賃は弱気な価格設定が目立ちますが、それでもプロンポンとトンローはまだまだ割高です。
そしてノーブル・リファインから引っ越した後の僕の新居の家賃は、約5万バーツ。
これ以上正確な数字を書くと住所を特定されてしまうのでボカシておきますが、ひとことで言えば以前よりも広くてグレードの高いコンドミニアムに引っ越しましたので、家賃は18万円超となりました。
旅行代に月10万円を計上
折角タイランドエリートでタイに住んでいるので、空港送迎サービスや空港でのVIP待遇を利用して毎月のように近隣諸国に遊びに行きたいですよね!
というわけで、仮に3泊4日でマレーシアやベトナムなどに旅行に行けるように、およそ10万円を1回の旅行予算に組んでみました。大雑把ですが内訳は以下のようになります。
- ホテルは1泊15,000円×3泊=45,000円(4~5つ星ホテル)
- 航空券代はエコノミークラスで往復2万円×夫婦2人=40,000円
- その他諸経費:15,000円
タイ国内旅行も魅力的!
毎月海外だと航空券代がしんどいという場合は、パタヤやクラビに置き換えても良いと思います。パタヤならバスでアクセス出来ますし、クラビは国内線なので航空券も安いです。
クラビ旅行
パタヤ旅行
タイランドエリートのサービスは国際線のみ
パタヤやクラビはタイ国内での移動になりますので、タイランドエリートの送迎サービスの対象外になります(タイランドエリートのサービスは国際線利用時のみ)。
また、国内線を利用する場合、スワンナプーム空港の国内線ターミナルには、タイランドエリートと契約しているラウンジはありません。
という訳で、国内線でラウンジを使いたい方は、プライオリティパス、またはSFCなどのステータスを用意しておきましょう。
もちろん、旅行に行かない月があれば、そっくりそのまま10万円が浮くので、約82万円(上表の合計額)の予算を、その月は72万円に圧縮することが出来ます。
疲れていて余裕がない月や、お金がヤバい月などは旅行に行かなければいいだけです。
タイランドエリート会員の会費を減価償却
普段ブログを読んでくださっている方はご存知の通り、僕はタイランドエリートのエリートイージーアクセスというメンバーシップ(5年間50万バーツ)に加入しています。
よって、いわゆるビザ代金として、年間10万バーツ(月あたり約8300バーツ)を心の中で減価償却しながらタイで生活しています。
もちろんタイランドエリートの会費である50万バーツは入会前に全額前払いする必要があるので、厳密に言えば毎月の出費ではありませんが、消費マインドの上では、月に約3万円を払ってタイに住まわせてもらっていると考えるのが妥当だというのが僕の意見です。
タイ政府としても、月3万円や5万円で生活したいというような外国人には正直タイに来てもらいたいとは思っていないはずです。
飛行機はビジネスクラス中心
旅行代金以外にもう一つ削る部分があるとすれば、僕の一時帰国の際の航空運賃だと思います。
帰国の頻度は昨年はほぼ毎月でしたが、今年は仕事の日程を何とかやりくりして、2カ月に1度くらいに減らすことが出来そうです。これだけでも航空券代金を半分に抑えることが出来ます。
1往復あたり20万円だとすれば、年6往復で120万円。1か月あたりに直すと月10万円という計算です。
さらに出費を削減するとすれば、航空券のグレードを、ビジネスクラスからエコノミークラスに下げることですが、仕事での帰国であれば会社の経費になりますし、エコノミークラスだと体調的にしんどい部分があるため、あえてここはビジネスクラスのままとする予定です。
タイランドエリートで空港での待ち時間ゼロ
なお、タイランドエリート会員なら空港でのVIPサービスがあるので、バンコク→日本、日本→バンコクの両ルートにおいて、スワンナプーム空港では楽に過ごせます。
タイランドエリートの詳細については、以下のリンクの日本代理店さんのHPをご参照ください。
インターネット料金
上述の内訳表では、インターネット料金として、Trueに3000バーツと計算してあります。
この3000バーツには、自宅のwifi、携帯通話料、携帯のパケット、テレビ料金が含まれています。
先日も記事でお伝えしましたが、Trueで月3000バーツ以上の出費がある人は、Black Cardというステータスを得ることが出来ます。
ブラックカードがあれば、エムクオーティエやセントラルワールド等にあるTrueの豪華なラウンジ(コワーキングスペース)が無料で利用できます。
食費は1日2000バーツ
最後に、生活費の内訳の内、20万円以上を占める食費ですが、余裕をもって1日2000バーツで計算しています。
- 朝食:エンポリアムのスーパーで買ったサラダやパン、ヨーグルト・・・300バーツ
- 昼食:大戸屋の弁当デリバリー・・・400バーツ
- 夕食:エムクオーティエのMK Live(タイスキ)で・・・900バーツ(妻と二人)
MK Liveでのタイスキはあくまで一例ですが、僕のようにプロンポンやトンロー周辺に住んでいれば夕食に1000バーツくらいは普通にかかります。
その他、スターバックスでコーヒーを飲んだり、おやつを食べたりもするので、1日2000バーツくらいで見積もっておくとわりとピッタリと収まります。
1か月82万円生活
以上を鑑みると、1か月の生活費の予算は、100万円とまではいかなくても、82万円くらいはかかることが分かりました。
毎月80万円程度でバンコクで楽な生活が出来ると考えると、何だかすごく気が楽になります。
大きく見積もった後に、削れる部分を考えてみる
前述したようにタイ近隣諸国への旅行をしない月は10万円削って70万円程度にすることも出来ます。
また、帰国のフライトをビジネスクラスからエコノミークラスにすれば、さらに10万円以上圧縮して月60万円も可能です(僕はしませんが)。
なお、僕が住んでいるのはバンコクでは最もお金がかかるプロンポン・トンローエリアの2ベッドルームのコンドミニアムなので、もし住むエリアをラチャダーやオンヌットなどの中心部から少しだけ離れた場所にし、かつ狭い部屋に変えれば、ここからさらに10万円近く節約することも出来るかと思います(僕はしませんが)。
同様に、食費に関しても、プロンポンやトンローに住んでいる日本人が好んで食べる日本食レストランではなく、フードコートや屋台料理を食べれば、さらにまた10万円減らせるでしょう(僕はしませんが)。
タイで節約をするための3原則
僕は節約の専門家ではないので出費の切り詰め方については偉そうなことは言えませんが、タイになるべくお金をかけずに済むには、以下の3点を意識しておくとよいと思います。
- タイ料理を食べる
- LCCに乗る
- 日本人居住区には住まない
僕について言えば、タイ料理は滅多に食べない、飛行機はANAビジネスクラスが基本、住んでいるのは日本人駐在員が住むエリアのど真ん中ですので、そういう生活をしたうえでの月80万円ということにご留意いただければと思います。
以上、当面は月82万円でバンコク・セミリタイア生活をしてみようと思います。