
イサーン旅行2日目。日曜日の朝。
この日は朝、コンケーンからカラシンに向けて出発です。
カラシンには日帰りの予定で、同日の深夜前にホテルに戻るつもりです。
Contents
プルマン・コンケーンの朝食バイキング
車の迎えが来る前に、まずは宿泊しているコンケーンのプルマンホテルで朝食。
朝食料金はホテル代に込みです。
朝食会場は意外にも人が多かったです。外国人は白人が少しいる程度で、大多数はタイ人。中国人は皆無というタイでは珍しい状況でした。
会場は満席まではいきませんが、ホテル客ではない地元のタイ人が、週末の贅沢という感じで朝食バイキングを利用しているようでした。
サラダやパン、オムレツ、お粥などは万国共通ですが、タイのフードコートにありそうなおかず類が多かったです。
他にもクイッティアオのカウンターもありました。
車でカラシンへ
そして朝10時。
約束通り、カラシンの猫たちの里親の親戚の方がホテルまで車で迎えに来てくれました。
コンケーンからカラシンへは距離にして160キロ。里親さんの家までは2時間くらいかかるそうです。
こんな田舎にもCafe Amazonがある
この距離だとガソリン代も馬鹿にならないだろうと思い、途中給油で立ち寄ったガソリンスタンドでは、1500バーツを僕が申し出て負担しました。
1時間ほど車を走らせると、カラシン市街の手前のガソリンスタンドに到着しました。
ここでトイレ休憩。
記念にカフェアマゾンでホットのカフェラッテを買って車に戻りました。
アゴダで調べたら1泊1900円ほどでした。
カラシンへの道のりは長い
今いるのはまだカラシンの中心部。
これから向かうのはカラシンのはずれにある飼い主さんのお宅です。
湖を超えたところだそうです。まだ1時間くらいかかりそうです。
Big Cもあるカラシン!
カラシン市内のガソリンスタンドのカフェアマゾンで飲み物を買った後、今度は同じく市内のBig-Cを通り過ぎました。
さすがにセントラルデパートはコンケーンに行かないとありませんが、カラシンにもビッグCとテスコロータスはあるようです。
そして、上の写真はビッグCの真裏にあるレンタルハウス。
仮設住宅みたいに見えますが、家賃3000バーツほどで貸している新築だそうです。
写真にはありませんが、このビッグCの徒歩圏内には他にも新しい低層アパートが5,6軒並んでいました。
バンコクだとラムカムヘンとかラチャダーのソイの奥のアパートがこのくらいの価格帯ですよね。たぶん。
ホットシャワーがあるかは聞き忘れましたが、タイ人って基本、冷たい水でシャワー浴びてますからね。
ビッグCに行くだけなら真裏なので歩いて行けるカラシン市内では最高級エリアといえるでしょう。
同じくカラシン市内にある新鮮なエビを売る店に立ち寄りました。
ここで猫の里親さんと、迎えに来てくれた親戚の方へのお礼として、エビを2袋、1400バーツ分購入しました。
水槽の後ろには、池みたいなスペースがありました。池を見ながらエビをイートインする場所だそうです。
ようやくカラシン市内を離れ、郊外にある猫の里親さん宅を目指して再出発。
周りは田んぼや畑しかありません。
カラシンのネコ里親宅に到着
カラシンしないから1時間ほど走って、ようやく里親さん宅に到着しました。
この道路沿いが集落になっていて、ほとんどが里親さんの遠い親戚だそうです。
里親さんの家は、畑に囲まれた木造の2階建てでした。
里親さん夫婦と娘さん、従妹などが迎えてくれ、中に案内してもらいました。
ラチャダーの保護猫と再会
そして家に入るとすぐにいました。
昨年12月にラチャダー・ソイ3のセブンイレブン前で保護した黄シロ色のレモンです。
再会の記念にチュールを一本。
7か月ぶりに会いましたが、保護したときよりずいぶん太っていますね。
天敵もいないし、餌もたっぷりもらっているのでしょう。
家の周囲は飼い主さん所有の畑と田んぼなので、猫にとっては自由闊達に過ごせる環境です。
飼い主さんには、これまでレモンを7か月間面倒を見てくれたこと、そして先月、新たにベンチャシリ公園の2匹の親子猫を引き取ってくれたことへのお礼を述べ、先ほど買った生エビと、お土産のお菓子、猫たちのチュール半年分を渡しました。
さて、家に着いたのは午後1時ごろです。これからコンケーンに戻る19時までの6時間を飼い主さんの家でお世話になります。
ベンチャシリ公園の三毛猫親子との再会
続いて、同じ家に住む、先月末にベンチャシリ公園で保護した三毛猫です。
スティック状のおやつであるチュールが大好物なのでそう名付けられました。
今回、カラシンで約1ヶ月ぶりに再会。
新しい家には充分慣れたようですが、まだ人を警戒している様子。
カラシンで久々に僕を見た時も、他の部屋に逃げて行ってしまいました。ベンチャシリ時代はこんなによそよそしかったかな?
ベンチャシリにいた時と同様、鼻にしわを寄せて食べるのが特徴。
こちらはスティックの生き残った唯一の子供、オリー。
多分生まれたのは今年の三月くらいです。
母親のスティックよりは人間慣れしているオリー。
チュールを食べる時は両手で抱えて食べます。母親のスティックに取られないようにするためです。
相変わらずチュールの奪い合い。
二匹ともお腹いっぱいになったらどこかに行ってしまいました。
レモンはものすごく人懐こくて甘えてくるのですが、この二匹はマイペース。
まあ、まだ引き取られてからひと月も経っていないので、慣れるにはもう少し時間が必要ですね。
三毛猫親子とレモンとの関係は問題ないようです。
一緒に遊ぶことはないものの、喧嘩も特にしないんですね。
僕がカラシンを去る時、レモンはニャーニャー言って玄関まで付いてきましたが、スティックとオリーは別館に遊びに行っていました。
次に会う時には家に慣れているといいですね。
カラシンの街をバイクで走ってみた
ここまでレモン、スティック、オリーという、バンコクで保護した3匹の猫とカラシンで再会したところまで書きました。
猫たちの顔を見て安心した後は、里親さんのモーターサイを借りて、近所の散策に行ってきました。
里親さんから聞いたのですが、この辺の家はみんな住んでいる人が文字通り自分でノコギリとハンマーを持って建てたそうです。
里親さんは自給自足なので、米、野菜、マンゴーやココナッツなどの果物、サトウキビをすべて自分の農園で栽培しています。
古いブルドーザーもありました。
僕がバイクを止めると、子供たちが「何だ、見ない顔だな」という感じで近寄ってきました。
ちなみに里親さんの家に戻った後も、「日本人が来ている」という情報を聞いた近所の人や親戚たちが30人ほど集まってきました。
よっぽど珍しいんですね。
以下、カラシンの一般住宅。
家からは3キロくらいの距離でした。
里親さんの家族と一緒に生鮮市場に入ると、ここで働いている人全員と知り合いのようでした。
通り過ぎた店のすべての人が、「この人だれ?」という感じで僕のことを里親さんに尋ねていました。
さて、近所の様子がこれで大体わかりました。
里親さんの話では、このすぐ近くに、地元の女性と結婚した日本人男性が一人暮らしているとのことです。
ここに住めるということは、おそらくこの方は既に完全にタイ人化してタイに同化しているのだと思います。
この後、里親宅で晩御飯をいただいて、里親さんと猫たちに別れを告げてコンケーンに戻りました。