
こんにちは、タイランドエリート会員ニートのMachaです。
今回は、僕のバンコクでの1か月当たりの生活費【2019年版】について書いてみることにしました。
僕のブログでは「1か月50万円でのタイ・セミリタイア生活」と銘打っている都合上、自分の生活費が本当に月50万円に収まっているのかを検証してみる時期が来たと思ったからです。
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プロンポンに住むと1か月の予算は?
その前に、以前、「バンコクに住む場合の1か月の予算【中流編】」と題して、1か月70,000バーツ(¥245,000)でもバンコクで快適な生活ができることを説明しました。
上記の中流編では、オンヌットというエリアに住んでいることを想定して予算の組み立てを行ったものです。
ただ、現在の僕が住んでいるのは、オンヌットではなく、プロンポンというエリアです。住んでいる地域により、一ヶ月の生活費は大きく変動します。
僕は過去にオンヌット、そしてラマ9という2つの地区に長期滞在した経験がありますが、タイランドエリート会員になってからはプロンポンのエンポリアム近くに居を構えています。
僕が住んでいたスクンビット・ソイ26のノーブル・リファインというコンドミニアムを関連記事で紹介しています。
今回、タイでの自分の生活費を算出するために作ってみたのが、以下の見積もり表です。
項目 | 予算 | 備考 |
食費 | ¥217,544 | 1日2000バーツ |
書籍代 | ¥15,000 | |
リゾート旅行代 | ¥200,000 | ホテル、航空券込み |
コンドミニアム | ¥105,300 | 駅近、約50平米、月30000バーツ |
水道光熱費 | ¥12,281 | 月3500バーツ |
インターネット(3BB) | ¥2,218 | 月632バーツ |
インターネット(AIS) | ¥1,579 | 月450バーツ |
ウイルス対策ソフト | ¥1,393 | |
クレジットカード会費 | ¥8,460 | 2枚で年101,520円(ANA プラチナ等) |
タイランドエリート | ¥29,240 | 5年50万バーツを毎月減価償却 |
携帯電話料金 | ¥10,000 | ドコモ |
一時帰国航空券代 | ¥216,000 | ビジネスクラス |
クリニック | ¥43,275 | Jクリニック(整体、体幹強化) |
診察料・薬代 | ¥6,350 | 歯科、眼科など(日本) |
娯楽費・被服費 | ¥70,175 | 月20000バーツ |
合計 | ¥949,289 |
全然、月50万円で収まっていなった
この結果を見て、僕は愕然としました。
なぜならタイ滞在の1か月の予算が50万円どころか、ほぼ100万円に達する勢いだったからです。
ちなみにですが、上記の表の為替レートは、1バーツ=3.51円と想定しています。
僕は会社で働いた経験がないので、タイでの現地採用者や駐在員の生活費にはほとんど詳しくないのですが、僕が住んでいるプロンポンの駅近のコンドミニアムには、数多くの駐在と見られる男性の単身者が住んでいます。
なので僕の月予算は、駐在員のそれと大して変わらないのではないかと考えています。(僕の場合はすべて自己負担なのが唯一の違いですが)
ちなみに上記の表には、税金や社会保障費、会社関係の経費は入れていません。(税金はかなり払っています)
バンコクセミリタイア予算の内訳を確認
それでは、上記のバンコクでのセミリタイアに必要な予算の内訳を、赤いマーカーを引いた主要な部分だけピックアップしてみます。
プロンポンエリアのコンドミニアム家賃
僕が住んでいるプロンポンは、トンローと同じくいわゆる日本人居住区です。
エンポリアムやエムクオーティエなどのデパートを歩いていると、知り合いの日本人と鉢合わせになることが多いです。
上記の関連記事にも書きましたが、現在のバンコクのコンドミニアム市場は極端なほどに供給過剰にあります。つまり一方的な借り手市場。
よってテナント側はコスパの高い高級コンドミニアムを比較的安価に賃貸できるというのは事実です。
しかし、高級住宅地であるプロンポンやトンローに住むとなると、やはり家賃の相場は高くなってきます。
僕が住んでいるのはプロンポンから徒歩5分程度のコンドミニアムです。同エリアですと、仮に50平米だと月4万~5万バーツ程度の家賃がかかるケースが多いです。もちろん夫婦やお子さんを連れてきている方はもっと広い部屋が必要になります。
タイランドエリート会員としての費用
過去にも書いた通り、僕はタイランドエリートのエリートイージーアクセスという、いわゆる5年会員です。
上の関連記事でも説明した通り、会費は5年間で50万バーツという、最も低価格なタイランドエリートのステータスです。
上の表では、50万バーツの会費を、1か月29,240円(8,333バーツ)の費用として計上しています。
いきなり50万バーツ(約180万円)が1度に吹き飛ぶと考えるのではなく、50万円の資産を5年かけてゼロにしていくという、いわゆる減価償却的な発想です。
タイランドエリートのBMW送迎や空港ラウンジ、またデパートでもエムクオーティエのラウンジを利用しているので、これで元は取れているかなと思います。
エムクオーティエのタイランドエリート会員が利用できるデパートラウンジについては以下の記事をご参照ください。
20万円を超えるANAの航空運賃
僕は仕事の都合でほぼ毎月のように日本に一時帰国しています。
僕ももう若くないし、会社の役員でもありますので、飛行機は基本的にビジネスクラスを利用しています。
ANAに乗っているので、一番安いカテゴリーのビジネスクラスだと、運賃は20万円を超えてきます。
思ったほか月予算が膨らんでしまう理由の一つは、間違いなく航空券代にあることが分かります。
というわけで、ANA SFCのステータスを獲得した後は、エコノミーかプレミアムエコノミーに格下げした方が良い気もしてきました。
食費は出来れば抑えたくない
食費については明確な根拠はないですが、大体1日2000バーツくらいかと認識しています。
- 朝食:エンポリアムのサラダバー量り売り(80バーツ)、オーストラリアのヨーグルト(65バーツ)、日本の食パン1枚(20バーツと仮定)
- 昼食:スクンビット33/1(プロンポン)のらあめん亭で350バーツ、または大戸屋の400バーツほどの定食
- 夕食:エムクオーティエのMK LIVEでタイ彼女と二人でタイスキ(900バーツ)
- その他:スターバックスのカフェラテ(115バーツ)
その他、デザートを食べたり、つまみ食いをしたりして、やはり1日2000バーツが妥当な線だと思います。
僕の場合、お酒を一切飲まない分、かなり安上がりになっているはずです。
食生活については、おそらくタイに長くいる日本人なら経験していると思いますが、はじめは化学調味料たっぷりの屋台のぶっかけご飯やクイッティアオを毎日美味しく食べていても、次第に日本食がメインになってきます。
MKも化学調味料たっぷりと言われるかもしれませんが、その辺は突っ込まないでください(笑)
そんなわけで、バンコク中心部にいると食費は月20万円ほど見積もっておき、余った場合は貯金という感じです。
毎月の旅行代
僕が毎月のように日本に帰ることは上述の通りですが、それ以外にも、タイ彼女を伴ってタイ国内のリゾート、または他近隣国に旅行に出かけたりすることが頻繁にあります。
ここ1年くらいを振り返ってみると、1か月に1度はどこかに出かけていることになります。
例えば直近では台湾。
ベトナムのフーコック島。
同じくベトナムのダナン。
そして出張ではありますが、シンガポールにも毎年行っています。
上記の旅行や出張では、ホテル代と航空券代金を合わせただけで、軽く15万円、場合によっては20万円を費やしています。
現地での滞在費を含めたらさらに5万円くらい上乗せする必要もあるくらいです。
月100万円のタイセミリタイア生活
これらをまとめると、実際は月50万円どころか、100万円弱をセミリタイアライフに使っていた計算になります。
幸いにもこれらの費用はすべて不労所得部分で補っていますが、日本に住むよりは確実に高くつきますね。円安ですし。
3つの所得のタイプ
「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者、ロバートキヨサキ氏によれば、所得には、大きく分けて3つの種類があります。
- 勤労所得
- ポートフォリオ所得
- 不労所得
僕の場合は、上記の3つの所得を、自分が関わる単発的な仕事(勤労所得)、株式の空売り(またはFX)による収益など(ポートフォリオ所得)、配当金や会社で下請けが行っている仕事(不労所得)という分け方をしています。
不労所得以外は絶対に使わないポリシー
そして僕がモットーとしているのは、タイでのセミリタイア生活の費用全額を、不労所得部分から捻出することです。
幸いにも、今回の生活費試算なら、今のところまだすべてが不労所得で賄えていますが、100万円を大きく超えてくると、ちょっと心配になるかもしれません・・・。不労所得であっても、余った分は貯金したいですからね。
先日の記事でもお伝えした通り、僕は投資の種銭を膨らませることを第一に考えています。
なので、仮に大口の単発の仕事が入ったり、株の空売りや信用買いで臨時収入ができたとしても、それで豪遊したりはせず、不労所得以外の所得は投資の種銭の口座に蓄積させています。
「そんなに種銭が欲しいなら、ドミトリーと屋台飯で底辺生活しろよ!」とカツをいれられるかもしれませんが、そこはやはり、QOLとの両立が大事だと思います。
極貧生活までしてお金を貯めたって、最近流行りの暗号通貨ですらあの世にまでは送金することは出来ませんので(笑)、ある程度は人生を楽しみましょうよ、というのが僕のスタンスです。