
パタヤ旅行の続きです。
前回は、パタヤ南部のインターコンチネンタルという5つ星リゾートを紹介しました。
インターコンチネンタル・パタヤからパタヤ中心部へは距離があるため、基本的に滞在中はホテル内でまったり過ごすのが理想なのですが、パタヤは14年ぶりということもあり、今回は2泊の滞在中、2回だけ短時間で街に繰り出してみました。
インターコンチネンタルから中心部のセントラルフェスティバルへは、Grabでも、ホテル前に待機しているタクシーでも250バーツほどでアクセスできます。
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セントラルフェスティバル・パタヤ
ホテルからタクシーに乗り、ヒルトンパタヤ(セントラルフェスティバル隣接)の裏で下車しました。
ヒルトンホテルとセントラルフェスティバルは、パタヤビーチの目の前、そしてパタヤビーチロードのちょうど真ん中あたりにあります。
セントラルフェスティバルは2009年にオープンしたそうです。僕が最後にパタヤに来たのは2005年なので、僕にとってはセントラルフェスティバルこれが初になります。
パタヤビーチロードは南北まっすぐに走っており、移動は北から南への一方通行。
名物のソンテオもモーターサイも道路を絶え間なく走っていますが、どちらも常時脇に控えているので、移動に困ることはありません。
もし僕がパタヤのセントラル近辺のコンドミニアムに住んだとしたら、間違いなく毎日、日中はこちらに涼みに来ると思います。
海あり、ショッピングセンターありのパタヤは、とても過ごしやすそうな街ですね。
食事を終えてセントラルフェスティバルを出ると、外はもう暗くなっていました。
セントラルフェスティバルから、さらにパタヤビーチロードを南下します。
アイスカフェラテ(トールサイズ)を注文したところ、130バーツでした。バンコクだと115バーツなので、スタバに限らず、チェーン店はどこもリゾート価格なのでしょう。
ここから先はゴーゴーバーやパブが並ぶ歓楽街となります。
ロシア人などの女性がゴーゴーバーの客引きをしている、バンコクではありえない光景を目にしました。
実際、僕の前を歩いていた日本人男性客3人の後に続いて、白人専門のゴーゴーバーにも一軒だけ入りましたが、これがまた、大胆にポールダンスをする白人女性ダンサーが交互に席にやって来て、パタヤ特有の非日常をしっかりと体験させてもらいました。
2日目は、宿泊しているインターコンチネンタルから、パタヤ北部にあるターミナル21のショッピングセンターまで、Grabに乗ってやって来ました。
ターミナル21(パタヤ)
ターミナル21と言えば、バンコクのアソーク駅前に2011年にオープンしたショッピングセンターですが、2018年、ついにパタヤにもオープンしたのです。
よって僕にはもちろん初めてです。
パタヤ好きのタイブロガーさんから聞いていた通り、内部はバンコクのターミナル21とそっくりです。
このほか、吉野家やペッパーランチなどもありました。
角度によってはターミナル21からはパタヤビーチも見えます。
Lineアカウントを乗っ取られる
ターミナル21には夕方まで滞在しましたが、場所を変えようとしていたまさにその時、スマホを見たら、Lineから不正ログインがあったという通知が届いているのに気が付きました。
その直後、僕のタイ人妻のLineに僕のアカウントから「今忙しい?」というなりすましのメッセージが届きます。
僕は妻の目の前にいますし。
金の無心のような悪意あるメッセージを僕のLineの友達に片っ端から送ろうとしていることは明らかでした。
案の定、日本にいる親友にも同様の連絡がいき、犯人が親友に「至急コンビニで5万円分の○○を買ってきてほしい」などと頼んでいることが分かりました。友人本人から「アカウント、乗っ取られてない?」という連絡が別のツールから届き、被害は事前に食い止めることができました。
せっかくパタヤでの休日を楽しんでいるときに、この一件のせいでラインペイのアカウントを削除しなければならず、サポートセンターに電話したり、アカウントを変えたりでてんてこ舞いとなり、パタヤ中心部の散策はターミナル21を見学するだけで終わってしまいました。
パタヤはたまにでいいかも
最後の最後でLineアカウントを乗っ取られるというトラブルはありましたが、パタヤ滞在自体は期待した通り楽しむことができました。
インターコンチネンタルも南国ムード溢れる素敵なリゾートでしたし、14年ぶりに訪れたパタヤが大きく進化している様子もこの目でしっかりと確認できました。
パタヤ訪問客と世界経済
パタヤを訪れる外国人も、リーマンショック後はロシア人→中国人となり、今ではその中国人も米中経済戦争の影響で減少。最近ではインド人が増えているとも聞いています。
もしかしたら中国人が激減したから相対的にインド人が多く見えているだけかもしれませんが。
いずれにしても、世界経済の影響がバンコクのコンドミニアム市場のみならず、こうしてパタヤにも表れているのがなんだかとても興味深かったです。
今回は日本人の姿も多く見かけましたが、さすがにこれは改元による10連休の真っ最中だからに他なりません。
タイランドエリートを取ってパタヤ移住はどう?
さて、パタヤを今回訪問したのは、「タイランドエリートのビザでパタヤに住んでみるのはありなのか、なしなのか」というのを、あくまで自分にとっては、という意味で軽く確かめてみたいと思ったからです。
実際、タイランドエリートを取ってパタヤのコンドミニアムを買って完全リタイアしている方もいます。
また、バンコクに住む拠点を持ち、パタヤにも別荘を購入し、平日はバンコク、週末はパタヤで過ごしているという方ともお話をしたことがあります。
また、今は日本で働きながらも、将来はパタヤでゆるい老後を過ごしたいという夢を持っている方もSNS上でよく見かけます。
と言いますか、最近話している方はどなたもバンコク以上にパタヤを推しているので、それなら僕も14年前の古い記憶でパタヤを判断してはいけないなと思い、こうして現地に足を運んだわけです。
僕ならプロンポン在住でいいかな
結果、2泊したくらいでは移住の是非云々を語るには情報が乏しいものの、僕の感想としては、パタヤに来るのは年に1,2回くらいでいいかな、という結論になりました。
もちろん、ビーチがあり、物価も高くなく、パタヤ自体はとても過ごしやすい街だとは思います。
おそらくこれは人の性格によるのだと思いますが、パタヤが良い悪いではなく、バンコクのように多少の緊張感があった方が、僕には「生きやすい」のかもしれません。
僕もただでさえ就職経験のないニートで、普通の社会人からしたらかなり自由がある方だと思われているのかもしれませんが、これ以上ゆるくなったら困るわけですね。
僕のように株の信用売買をやったり、日本の会社を遠隔管理する上では、やはりある程度、気の引き締まる時が必要なのだと思います。
その点、バンコクにいると、「毎日が競争」という気概を持った東京都心のサラリーマン風の人(日本人、タイ人に限らない)が普段から近くにいて、僕としては、そういう方たちの空気が自分を戒めてくれていると感じています。
もちろん、普段日本にいる方や、バンコクで忙しい毎日を過ごしている人が、束の間の休暇をゆるいパタヤで過ごしてはいけないわけはありません。
というわけで、リラックスムードもさじ加減が大事なのかなというのが、僕のパタヤに対する感想でした。