
前回の九分に続き、台北から北の台湾最北部にある淡水という海辺の街に日帰りで旅行してきました。
淡水信義線の終着駅
淡水はMRTの淡水信義線の最終駅。僕が宿泊している大安駅からと同じ線です。そのためホテルの最寄り駅から地下鉄一本でアクセスすることが出来る便利な場所なのです。
淡水は夕暮れ時がきれいな海辺も街として有名ですが、そのためか夕方の時間帯、特に週末はカップル客で帰りのMRTが大混雑すると事前の情報にありました。
そのため僕は、金曜日ではありますが昼の1時過ぎに観光を楽しみ、夕暮れ前には台北に帰着る予定を組んだのでした。
さて、大安駅から淡水信義線に40分ほど乗り、終点の淡水駅までやって来ました。
店はありきたりでつまらないですが、トイレがあるので役に立ちます。
淡水老街
ショッピングセンター横の老街に入ります。
台湾の土産物屋はどこも試食させてくれるので、いろんなお菓子が試せて良いですね。
紅毛城
丘の上に、ガイドブックに載っている植民地時代に建てられた紅毛城がありました。
現在はコーヒーショップ兼レストランとして使われていましたが、高そうなので写真を撮るだけにしておきました。
淡水の海辺(八里の対岸)
せっかくなので海辺にも足を運んでみました。
この対岸に八里(バリ)という島まで渡し船で行けるのですが、風が強くて寒いし、小雨も降っていたので断念しました。やはり1月に台湾北部を旅行するのは楽ではありませんね。
同じく淡水名物で、おそろしく長いソフトクリームの店があったのですが、前日の永康街のマンゴーかき氷のようにお腹を壊したくないので遠慮しておきました。
1月の時期の台湾の気温ですが、大体15度くらいで沖縄と同じくらいなのですが、僕の滞在中はいつも冷たい風が吹いていて、体感温度はもっと低い感じでした。
淡水の屋台街
もちろん先日雪が降ったばかりの東京と比較すればまだましですが、日本の普通の服装で台湾にやってくればちょうど暖かく感じるでしょう。
本来なら歴史あるこの淡水の街をもう少し歩いてみたかったのですが、やっぱり外が寒くて風が強く、わずかですが雨まで降ってきたので、翌日の体調のことを考えて小旅行はここまでということにしました。
タイなら基本的に雨もすぐ止むし、年中いつ旅行しても支障ないですが、台湾はベストシーズンを外すとそれなりにやりたいことにも制限が出てくることが分かりました。
台北車站
再び地下鉄に乗って台北に戻りました。
お腹が空いていたので、台北駅地上階のセブンで弁当とおでん、肉まんを買い、駅の地べたに座って食べました。
台湾のコンビニの弁当は美味しいですね。日本のセブンの弁当とそっくりなのですが、台湾風にアレンジされていて、チキンや豚肉の弁当の味付けは日本人の口に合う感じです。
肉まんとおでんは自分で取ってレジに持っていくシステムになっています。おでんは僕は日本では買ったことがないのでわかりませんが、肉まんの味は日本と同じレベルです。日本にはない台湾風のピリ辛の肉まんが美味しかったです。
さて、床で食べるなんてティーンエイジャーみたいでなんかみっともない感じですが、台北駅だと結構そうしている人も多いんですよね。
タイのホアランポーン駅みたいに、地面に座り込んで壁に寄っかかって休んでいる人とかもちらほらと見えます。
家族や友人の到着を待っているのでしょうか。こんな感じで座り込んで飲食をしていても、台北駅は非常に清潔です。
この後、いったん部屋に戻って、夜は大安駅から一駅の信義安和駅近くの夜市に繰り出してみます。