
こんにちは、タイランドエリート会員のニートのMachaです。
本記事ではタイでの銀行口座開設(2019年版)について書きたいと思います。
僕はシーロムにあるバンコク銀行本店にて、バーツ、日本円、そしてUSドルの普通預金口座を開くことが出来ました。
Contents
ノービザ、ワークパミット(WP)無しでは口座開設不可
今回の口座開設は、タイランドエリートのスタッフ同行のもとで行いました。バンコク銀行の口座開設に限り、煩雑な口座開設手続きもスタッフが助けてくれるのです。
昨今の法規制強化により、タイでの銀行口座開設は非常に厳しくなっているのです。
しかし、タイランドエリートならその心配はありません!
タイでノマドやセミリタイア生活をするなら、ビザの次に必須なのがタイの銀行口座です。
タイランドエリート会員なら、100%、バンコク銀行とカシコン銀行で銀行口座の開設が可能です。(カシコン銀行については後日、下記の関連記事でご説明します)
そのような事情から、僕は最寄りのEmQuartierではなく、シーロム本店に決めました。
シーロムでタイランドエリートのスタッフと待ち合わせ
バンコク銀行での口座開設には事前予約が必要です。
僕も何日か前にタイランドエリートにメールでお願いし(日本語)、朝9時過ぎにスタッフとのアポを取ってもらったのでした。
バンコク銀行シーロム本店所在地:
333 Si Lom, Khwaeng Silom, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500
バンコク銀行本店はBTSサラデーン駅、MRTシーロム駅が最寄
通勤ラッシュの時間帯ではありましたが、何とか時間通りにバンコク銀行シーロム本店に到着。
それからすぐにタイランドエリートのスタッフから英語で僕の携帯に着信がありました。
そしてやって来たのが、20代半の若いタイ人女性スタッフです。
空港のEPA(金ぴか衣装のエスコートスタッフ)ではなく、普通のTシャツを着ていました。
このビル自体がバンコク銀行の本社です。
スタッフとは、正面入り口近くのエスカレーター前で待ち合わせをしていました。
まずはタイバーツ口座を開設
早速窓口に行きます。
タイランドエリートのスタッフとは顔見知りと推測できる女性の行員のデスクへと案内されました。
僕が待たせないよう、既にアポを取ってくれていたのですね。
パスポートに加え、タイランドエリート入会時にもらったメンバーカードを提示するだけです。
行員がそのコピーを取り、僕はサインするだけでOK。
行員からは申込書を何種類も渡されましたが、タイランドエリートのスタッフが僕の代わりに記入して、僕はサインするだけで楽でした。これで手続きは終了。
ATMカードと通帳を受け取る
通帳とATMカードはその場で作ってもらいました。
ATMカードは300バーツ。暗証番号は4桁でした。
口座開設時の最低預金額は500バーツとのことでしたが、僕は数十万バーツをその場で預けました。
ネットバンキングの動作確認
次に、パソコンおよびスマートフォンでのネットバンキングの設定です。
ネットバンキングの設定については、銀行内にあった他のパソコンを使わせてくれ、ログインが出来るようになるところまで見守ってもらいました。
iPhoneでの設定についても、パソコンとは別のパスワードを設定し。これもログインまで出来るようにしたうえで、操作方法もしっかりと教えてもらいました。
これでタイバーツの口座開設が終わりました。
バンコク銀行で日本円、米ドル口座開設
特にプロセスでつまずくことはありませんでしたが、ほぼ1時間ほど要しました。順番待ちは一切なしです。
さて、これから外国通貨建ての預金口座の開設です。
外貨口座開設窓口は2階にあります。
エスカレーターを上がってみると、さすが本店なので2階にも窓口はたくさん用意されていました。
いずれにしろ、タイランドエリートメンバーは番号札すら必要なく、窓口に案内されました。
先ほどから同行してくれている女性スタッフが、「タイランドエリートのお客様です。外貨預金口座の開設です」と口にすると、担当係員が急いでやってきてその場で手続きスタート。
口座開設のプロセスはタイバーツ口座とほぼ同じですが、今回はUSドルと日本円の両方の外貨口座を開設するからか、その分、署名する用紙の数も倍に増えました。
それとあくまで形ばかりですが、口座開設の目的を聞かれました。
という超適当な返事でしたが、手続き上は全然問題なしでサクッと進みました。
外貨口座は若干時間がかかる
通帳は、口座開設後最初の入金があった後にもらえるそうです。
何だか面倒なので、今この場で外貨入金をしてもよいかと聞いてみたところ、OKでした。
そんなこともあろうかと思って、今ここに日本円の現金を持っています。金額は先ほどと同じで数十万バーツです。
まずは日本円を入金します。当然外貨預金なので手数料が取られます。
つまり仮に200万円預けたとすると、4万円の手数料が引かれてしまいます。
次に、米ドルを入金します。
2万ドル入金したとして、手数料は200ドルになります。
僕は米ドルの現金が手元になかったので、日本円を米ドルに両替したうえでの入金というステップを踏みました。
もちろん、この時点で両替のための手数料を取られているので、米ドル入金の際の上記の1%という手数料はありませんでした。
ところで、タイバーツを外貨に両替したうえで外貨預金が出来るのかというと、これはNGとのことでした。
国外からバンコク銀行への送金した場合の着金手数料(タイ側)
タイ以外の海外の銀口座からバンコク銀行に送金をした際、バンコク銀行で受け取るのにかかる手数料です。
例えばですが、日本の銀行からバンコク銀行の円普通預金に100万円送金したとしましょう。
100万円の0.25%は2500円ですが、このケースでは、500バーツが適用となります。
当然ですが、日本からタイに送金す場合、日本の銀行サイドでも手数料がかかります。
みずほ銀行だと4500円だったと記憶していますが、ここでは詳しくは触れません。
そして外国への送金なので、日本の銀行側でも送金の目的を聞かれるはずです。
バンコク銀行から海外の銀行へ送金する場合の手数料(タイ側)
最後に、バンコク銀行から海外の銀行へ外貨送金する場合の手数料について書きます。
まず、バンコク銀行で海外送金を取り扱っている店舗は限られているので注意が必要です。
- シーロム本店
- スリウォン支店
- バンカピ支店
- スクンビットソイ43支店
- エンポリアム支店
- エムクオーティエ支店
- エカマイ支店
- サイアムスクエア支店
- サイアムパラゴン支店
- ナナ・ヌア支店
- ラマ9世通支店
次に、送金の際の手数料は、400バーツ。
送金人負担で、受取人口座が円建ての場合、400バーツの手数料に加え、送金額の0.05%(最低2100バーツ)なので、最低でも2500バーツかかるということになります。
また、送金人負担で、受取人口座が円建て以外の場合、400バーツの海外送金手数料に、750バーツの入金手数料を加えて、1150バーツかかるとのことです。
ちなみに、自分が持っている外貨建ての預金を、自身の銀行口座内でタイバーツに換金することは可能です。
自分の口座内であれば、例えばドルをバーツに両替するときはパソコン画面上で簡単に出来るそうです。
レートはその時に表示されたものが適用され、手数料は当然レートのスプレッドに含まれているので追加で払うことはありません。
つまり、バンコク銀行内の外貨預金のUSDを両替した場合は、それがそのままバーツ建ての口座に反映されます。
まあ、どうしてもバーツを外貨に換えたいのなら、単純ですが、バーツを現金で引き出して、スーパーリッチやタニヤの酒屋などで外貨に両替するのが良いでしょう。
両替後に自身の外貨の口座に入金てしまえば解決です。いちいち口座内でコンバージョンする必要はそもそもないというわけです。
以上がバンコク銀行のバーツ建ておよび外貨預金口座の開設手続きでした。
タイランドエリート会員はカシコン銀行でも口座開設可能に
実は、タイランドエリートメンバーは、バンコク銀行以外にカシコン銀行でも口座が開設できるようになりました。
次回はカシコン銀行での口座開設について紹介したいと思います。