
タイランドエリートのエリートイージーアクセスに入会し、スワンナプーム空港でタイの5年ビザを取得した際のことです。
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タイランドエリートになって初の訪タイ
深夜0時前、旅行先のビエンチャンから、タイ国際航空の便に乗り、バンコクのスワンナプーム空港に着陸しました。
飛行機を降りると、到着ゲートへは他の乗客と共に連絡バスでの移動でした。
しかし、バスを降りてすぐのところで、僕の名前のプラカードを掲げた金ぴかの衣装を着たタイランドエリートのスタッフが待っていました。
ここからタイ人得意の特別扱いという名の「ありがたい差別」が始まります。
まずは満面の笑顔で挨拶を受け、イミグレーションへと誘導してもらいます。
前述の通り、今回は連絡バスがイミグレの目の前に乗り付けたため、タイランドエリートの専用カートに乗っての移動はありませんでした。カート自体はそのスタッフの目の前に控えていましたが、本当にイミグレの正面だったので使う必要性がなかったのです。
イミグレーションですが、エリート用に通常とは別の場所にありました。
もちろんプライオリティーレーンなのですが、ファーストクラスやビジネスクラスの利用者とは違った、タイランドエリートだけの専用レーンとイミグレカウンターが離れた場所にひっそりとあったのです。当然そこに並んでいる人など一人もいません。
ついにタイランドエリートビザを手に入れる
ところで、今回は初めてのタイランドエリート利用なので、僕はまだビザの発給を受けていません。
そのため、まずは上記のエリート会員専用のイミグレのすぐ横にあるベンチに腰をかけました。
すると、その間にスタッフが僕のパスポートを持ってスタッフ専用のオフィスに入って行き、間もなく戻ってきたスタッフの手には、5年ビザのスタンプが押された僕のパスポートがあったのです。
- 海外のタイ大使館の行列に早朝から並んでようやく取れる観光ビザとは大違いで、僕のビザの有効期限は5年後の2022年10月です。
- しかもマルチプルなので、リエントリーパーミット取得の必要がありません。
- 90日報告もタイランドエリートのスタッフが代わりに入国管理局に行ってくれるそうです。(まあ、僕は2カ月に一度は一時帰国をするので、90日報告をすることはまずないでしょう。)
5年間まで延長可能な1年ビザ
それと、ビザの有効期限はたしかに5年間ですが、一度にタイにいられるのは1年間だそうです。
そして、この1年ビザは、わざわざタイ国外に出なくても、タイランドエリート会員の有効期限が切れるまで(つまり私の場合は5年)延長することが出来ます。
仮に延長しなくても、ビザが有効な1年の間に、一旦国外に出て戻ってくれば、そこからまたマルチプルで1年間の滞在が可能になり、5年間の有効期限が切れるまで同じことを繰り返せばよいだけなので、特に不便はありません。
今回の入国書類ですが、これもスタッフが僕の代わりに記入してくれました。僕はサインをするだけでした。
タイランドエリートの空港内VIP待遇スタート
さて、これからイミグレを通ります。
イミグレは顔パス
ビザのスタンプはたった今、押してもらったところです。
なのでイミグレの手続きは当然形式的なもので、何の質問もなく一瞬で入国スタンプを押してくれました。
イミグレでのパスポートの受け渡しも、僕と審査官とではなく、タイランドエリートのスタッフと審査官が直接行っており、僕は数秒間イミグレカウンターに立っているだけでOKでした。
8月にシンガポールからノービザで戻った時は、不法就労を疑われて厳しく尋問された上に、「次回からはビザを取って入国するように」とパスポートメモまで書き込まれてしまったのに、今回は顔パス状態です。
預け荷物の回収は係の人がやってくれる
さて、イミグレを抜けた後、今度は預け荷物を引き取るわけですが、それもタイランドエリートの係員がやってくれるのです。
あの与沢翼さんも、小さなお子さんと重い荷物を抱えながらの移動の中、タイランドエリートのこのサービスは助かったとブログに書いていました。
エリート会員用の到着ラウンジが存在する
荷物を待っている間、僕はベルトコンベア近くのタイランドエリート用の到着ラウンジに案内され、冷たい飲み物を飲みながら待っているだけです。
そして頂いた水のボトルに口をつけようとした途端、スーツケースの受け取りが完了したとの連絡を受けました。
これから税関を通ってバンコクの滞在先への送迎となります。
エリート会員の証
その前に、今回は初めての利用なので、以下のものをウェルカムパッケージとして頂きました。

thailandelite goods
- このメンバーカードがあれば、キングパワーでの20%の割引、エンポリアム、エムクオーティエ、パラゴン等のショッピングセンターで10%の割引が受けられます。
- エンポリとエムクオーティエのスーパーでは、購入金額に変わらず5%引きになるそうです。(ちなみにMカード利用者は800バーツ以上の購入で5%引きです)
まあ、これらの割引はさしては重要なことではないのですが、付帯するものなので利用させてもらいましょう。
さあ、これですべてが整い、バンコクの滞在先まで送迎してもらいます。
BMWで市内へ送迎
今回は重いスーツケースとリュック、パソコンバッグ、ボストンバッグを持っていましたが、これらすべてを車が待っている場所までカートで運んでもらいました。
ここで先ほどの金ピカの衣装を着た女性スタッフと、荷物を運んでくれた男性と別れます。女性は「See you again 」とドアを閉めてくれました。
待っていた車ですが、予定通りBMWでした。
まあ僕は他の男性と違って車には別にこだわらない人間なので、安全運転で送り届けてくれればそれで充分です。
ちなみにBMWはタイランドエリートの専用車ではなく、AOTに委託されたものです。
社内で運転手と少し会話をしてみたところ、僕が泊まっているコンドには、彼が知っているだけでも他に二人の日本人のタイランドエリート会員がいるそうです。
どちらも僕より年配で日本の会社経営者だそうです。
その話からも分かるように、タイランドエリート会員って、結構街にいるわけですね。
まあ、それもそのはず。
こんな金額で会員になれてしまうのですから、メンバーがプロンポンやトンローのあちこちにいるのは当然ですよね。
とうことで、僕も晴れてタイランドエリートのカードを受け取り、5年ビザの発給も受けて無事にタイに入国できたのでした。
タイランドエリート会員の空港送迎は本当にBMW?
タイランドエリートの会員の空港送迎は、当初、皆がBMWだと僕は思っていました。
しかし、ブログ読者さん(エリート会員)のコメントによると、その方はBMWではなく毎回カムリだそうなのです。
僕は2017年9月に入会し、毎月、あるいは隔月で空港送迎をお願いしていますが、今のところすべてBMWでした。
僕は別にBMW愛好家ではないですし、運転手のマナーさえしっかりしていれば、別の車種でも構わないのですが、「タイランドエリートあるある」の一つとしてここに書いておきます。
【後日談】BMWとカムリの分け方が分かった
後日、BMWとカムリがどのように分けられているかが分かりました。
- 旧制度のタイランドエリート会員(生涯会員)はカムリ
- 新制度のタイランドエリート会員(5年、20年など)はBMW
というわけで、僕は新参者のタイランドエリート会員なので、毎回BMWということになります。
【後日談】生涯会員は90日レポート代行サービスがない
これはTwitterのフォロワーさん(タイランドエリート生涯会員)の方から聞いて初めて知ったのですが、旧制度のタイランドエリート会員の方は、90日報告代行がサービスに含まれていないそうです。
ちなみに、僕は新制度なので代行サービスがありますが、90日間も連続してタイ国内にいることがまずないので、いまだに利用したことがありません。