
タイランドエリート会員ニートのMachaです。
前回は台南から新幹線に乗って台北近郊の桃園まで移動し、桃園からメータータクシーで台北のオークラプレステージホテルにたどり着いたところまでを記事にしました。
今回紹介するのは、僕が住んでいるバンコクに戻る前日に1泊したオークラプレステージホテルです。
台南ではシャングリラ・ファーイースタンプラザという5つ星ホテルに泊まりましたが、オークラプレステージホテルも台北では屈指の高級ホテルです。
Contents
MRT中山駅から徒歩圏内のオークラプレステージ台北
まず、オークラプレステージ台北の中国語名は、大倉久和大飯店。(英語名: The Okura Prestige Taipei)
オークラプレステージ台北ホテルは、MRT淡水信義線の中山駅から、東方向にまっすぐ歩いて5分程度の便利な場所にあります。
No. 9號, Section 1, Nanjing East Road, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491
中山駅からオークラホテルに向かう途中には綺麗なフードコートやドラッグストア、道路を挟んで向こう側には新光三越デパートがあり、滞在中は食事や日用品の購入で困ることはまずありません。
それ以外にも、地下鉄の中山駅に入れば、ドラッグストアのCosmed、コンビニのセブンイレブン、ATMなどありとあらゆるものがあります。
タクシーで高鐵桃園駅から1時間弱の移動を終え、ホテルに到着。
MRT中山駅からホテルまでは、地図上では若干距離があるように見えるかもしれませんが、綺麗に舗装された大道路を駅からまっすぐ東に歩くだけなので、移動は案外、楽に感じました。
台北のオークラホテルにチェックイン
ホテルに入ると、ドアマンが日本語で迎えてくれました。滞在中に何人かのドアマンと会話をしましたが、さすが日系の老舗だけあって、全員ある程度の日本語が理解できるようでした。
レセプションはロビーの奥のエレベーター手前にありました。ここでチェックインの手続きを行います。
日本語が通じる
レセプションには3,4人のスタッフが控えていました。
僕は手の空いているスタッフの所でパスポートとHISのホテルバウチャーを渡し、チェックインの手続きをお願いしました。
僕の担当になった女性スタッフは20代くらいで敬語もしっかり使いこなしていたし、隣で日本人客の手続きをしていた別の担当者も綺麗な日本語を話していました。
台北の5つ星ホテルだと日本語可能なレセプションが何人か常駐しているのは常識ですが、日系高級ホテルのオークラプレステージホテルは、ほぼ全員が日本語可能だということが分かりました。
オークラプレステージホテルの部屋
さて、時間は午後1時。チェックインは3時ですが、もう部屋の準備は出来ているということですぐに案内してもらえました。
僕の部屋は12階でした(オークラホテルのビルは20階建て)。
あまりの立派さにタイ人パートナーは大興奮。やっぱり旅行は雰囲気、気分が一番大事だと思います。
今回は純粋に旅行を楽しむためだけに台湾に来たのでパソコンは持ってきませんでしたが、wifiは館内どこでもパスワード無しで繋がります。先日の台南のShangri-laも同じでしたが、台湾のホテルはそういうところが多いのでしょうか。
以下、部屋の写真を下に掲載していきますので、イメージを掴んでいただければと思います。
空気清浄機も用意されています。ソファーのテーブルにはホテルで販売されている有名なパイナップルケーキが2つ無料で置いてありました。
部屋からの景色
オークラホテルは20階建てで、僕の部屋は12階。
先日宿泊した台南のShangri-laのような超高層階の景色は拝めませんが、この部屋からでも台北の北側の歴史あるビル群がよく見えます。
コーヒーマシン
その他、オークラプレステージホテルの部屋にはコーヒーマシンが付いており、自分で美味しいコーヒーを淹れることが出来ました。
その他で気が付いた点としては、廊下のクローゼットがかなり大きく造られていました。
トイレ
トイレとバスルームは別の部屋にあります。
その前に、リビングルームとトイレ、バスルームは、以下の写真のような仕切りで開け閉めすることが出来ます。
左側のドアをスライドさせて玄関に出ます。するとトイレのドアが左手にあります。
ドアはスライド式。トイレのスライドを開けると、右手に流し、左手にトイレになっていました。
バスルーム
こちらがバスルームです。トイレ同様、バスルームにもシンクがあります。
これも僕の東京の自宅と全く同じです。台湾に居ながら、日本に帰ってきたような懐かしい気持になりました。
料金
ここまで見てくると、「オークラプレステージホテルって1泊いくらくらいするのかな」と気になる方も多いと思います。
下記の関連リンクにも書きましたが、僕が泊った時期の料金は、HISで予約して1泊朝食込みで25,251円でした。
上記は最も低カテゴリーの部屋でしたが、平民の僕には充分すぎるほどです。
ちなみにオークラプレステージホテルの最寄り駅である淡水信義線の中山駅は、地下通路で台北車站に繋がっており、台北市内のどこに行くにもアクセスには事欠かないロケーションにあります。
オークラプレステージホテル 客室フロアの廊下
僕の客室がある12階のエスカレーターから部屋に向かう途中の光景です。
これからプチプライスのコスメをたっぷり買いに行こうと意気込んでいるタイ人パートナーでした。
オークラプレステージホテル 設備案内
オークラプレステージホテル館内の設備、レストランは以下のようになっています。
- 1階:ロビー、ビジネスセンター、The Pearl Lounge & Bar(バーラウンジ)、The Nine(ベーカリー)
- 2階:朝食会場(6:30-10:00)
- 3階:桃花林(中華レストラン)
- 5階:山里(日本レストラン)
- 20階:大倉ヘルスクラブ(サウナ・大浴場)
- 屋上:スイミングプール
The Pearl Lounge & Bar(バーラウンジ)
アルコールが全く飲めない僕には無縁なお店ですが、ロビーにあるThe Pearl Lounge & Barというお店です。
The Nine(ベーカリー)
先ほど客室を紹介したときにも軽く触れましたが、オークラプレステージホテル台北の名物、パイナップルケーキを販売しているベーカリーがThe Nineです。
ヘルスクラブ
20階には有名な大浴場付きのサウナがあります。
写真は撮れませんでしたが、エレベーターで20階に上がると、オークラ・ヘルスクラブという施設があります。
受付を済ませると、ロッカールームに案内してもらえます。そこで服を脱ぎ、大浴場にアクセスします。
浴場は熱いお風呂と水風呂のに二種類。熱いお風呂はボタンを押すとジャグジーになりました。
その他、浴場内にはドライサウナとスチームサウナ、個別のシャワースペースがありました。
浴場を出てロッカールーム付近に、休憩スペースがあります。リクライニングを調節できる椅子がいくつも用意されており、薄いカーテンで仕切られています。温かいお茶や水も置いてあり、しっかりと休憩が出来ました。
休憩スペースでならインターネットが繋がります。
今回は1泊のみの滞在でしたが、浴場にはとても満足しています。
オークラ製のパイナップルケーキを注文
先ほど紹介した部屋に置いてあったパイナップルケーキは、持ち帰り用に注文することも出来ます。
上で紹介したThe Nineというベーカリーでも購入可能ですが、上述の通りレジが混雑していることが多く、しかもパイナップルケーキの在庫すらあるか不明です。
オークラプレステージホテルに宿泊している場合、申込書がテーブルに置かれています。オークラプレステージホテルのパイナップルケーキは他のホテルの宿泊客も他所から買いに来るほど人気があり、こうして部屋から注文できるというのは助かります。
宿泊客はこの注文シートを事前に記入しておき、レセプションか1階の売店のカウンターに提出すれば、チェックアウトまでに自分の部屋に持ってきてもらうことが出来るのです。
- パイナップルケーキ12個入:500元
- パイナップルケーキ20個入:800元
チェックアウトの際にクレジットカードで支払いました。パイナップルケーキは時間指定をして、チェックアウト1時間前の午前11時に部屋に持って来てもらいました。
オークラプレステージホテルの朝食
さて、次に紹介するのは、気になるホテルの朝食です。
朝食会場はホテル2階
僕の宿泊パッケージには朝食が含まれていたので、翌朝9時ごろに朝食会場に足を運んでみました。
朝食会場はホテル2階にあり、エレベーターでも、1階ロビーの赤い絨毯の階段からもアクセス可能です。
朝食会場の受付。全然混んでいないようで安心しました。
豪勢な日本食の数々
席に着いてから朝食会場を見回してみると、和食がメインで置かれていました。
これから写真で紹介していきますが、種類の多さに圧巻です。しかも味も本当の日本食そのもので、普段東京で食べているものとそのままのクオリティーで頂くことが出来ました。
西京焼きは二子玉川のデパ地下で買ったものよりも美味しく、2回お代わりしてしまいました。
オークラプレステージホテル まとめ
以上が台北の老舗ホテル、オークラプレステージホテルでした。
オークラプレステージホテルは誰もが知っている台北の高級ホテルですが、結論から言うと、台湾が今回で5回目の僕にとっても、最高に快適でコスパの高いホテルでした。
台北のターミナル駅と言えば台北車站ですが、台北車站周辺でこれほどのレベルのホテルはありません。
台北車站の一駅隣(実際は連絡通路で隣接)
パレデシンという5つ星ホテルが台北車站に隣接してはいますが、値段はそれほど変わらないのに、グレードは確実にオークラプレステージホテルに劣ります。
一方で、オークラプレステージホテルは台北車站ではないものの、台北車站からは地下の連絡通路で最寄りの中山駅まで繋がっています。
その連絡通路で中山駅に向かう途中には、地下街で様々なお店があり、長距離を歩かされている気がしないというのも、今回僕がオークラプレステージホテル台北を選んだ理由です。
また、オークラプレステージホテルから徒歩で行ける夜市として、寧夏観光夜市があります。詳細は以下のリンクをご参考にどうぞ。